「あ〜。オモシロかった・・・」 <(^.^)> ♪〜 ・・・と言いながら、いつか死んでいきたい。
『わが家新聞』の「こだわりの毎日」欄です。
2021/8/24
長かった夏休みも終わり、
いよいよ今日から
仕事はじめである。
二日前から
風邪模様の体調で
いささか怠く
絶好調ではないが、
それでも
勤務できないほどではないので、
緊張感をもって仕事してたら
体調もすこしは
よくなるかもである。
きのうは
ダルさを圧しての
散歩&買い物に出た。
長雨とコロナ警報で、
家に閉じこもってばかりでも
気が塞ぐので、
晴れ間には少しでも
外の空気を吸って、
緑に触れねばである。
ツユクサの群生を見て
カメラを向けたくなるのは、
まだまだ
元気な証拠かもしれない(笑)。
ここ数年は
とんと記憶にないが、
風邪やらで熱がある時は、
"欲も得もなくなる"
という状態に陥るものである(笑)。
久しぶりに
アスパラの細いやつも
何本か採集できた。
穂先の新芽を
そのまま口に含むと、
野性的な味がして、
いかにも
カラダによさそうだなぁ…
と思った。
夕餉のフレンチの
素材にも採り入れようと
庭のハーブ類といっしょに
水に活けておいた。
ヨークに
特大のイチジクがあったので、
ちと高価だったが、
風邪っぴきの
"喰い養生"だと思って
買ってきた。
昔っから、
好物を食するのが、
"合い薬"と言って
いちばんの療養なので、
ついでにオハギも
1ケ買ってきた(笑)。
「三密回避」を心掛けて
散歩コースの
ツタヤ・ブラウジングもしてきたら、
新刊書コーナーに
愛読している
『アルテ』が出てたので
嬉々として買ってきた。
好物のイチジクと
オハギを頬張りながら
好きなマンガを読むときの
幸福感といったらない(笑)。
好きな事をして
ココロが喜ぶのは、
カラダの養生にも
きっといいのだろう。
そういや、
幼少期の喘息入院時代には、
日がな一日、ベッドで
マンガを読んだり、
絵を描いたり、
ブロックで遊んでいた。
いまだに、
オフ日はダイニングでなく、
ベッドの上で食事をするのは
入院時の名残りかもしれない。
『アルテ』ん中に、
新刊書の
読み切りペーパーが入っていて、
それがオモシロそうだったので、
さっそくアマゾンをポチッた。
マンガのジャンルに
『女中もの』というのがあるが、
わりとそれが好きで
いくつか全集を蒐集してある。
きっと、
昭和初期とか
大正期への
ノスタルジックな
ノンビリ感に惹かれているものが
あるのかもしれない。
令和になった今でも、
兎に角、
昭和の人間らしく
「せわしない」生き方を
極力しないように意識して
毎日を大事に紡いでいる。
「忙しい」と
「忘れる」という字には
ともに「りっしんべん」と
「こころ」と
「なくす」というのが
入っているのは
意味深長である。
時折、YouTubeで
三國シェフのフレンチを
見ているので、
それを真似て
ごてごて盛り込んでみたら
なんだか美しく見えなかった。
ミクニ風のムニュ表記にすると…
「秋鮭のムースとポワレ
フヌイユの香り
その皮とアンデスレッド
野生アスパラ
宮崎産イチジクを添えて
レモンオリーヴ油と
イカ墨のソースで」
・・・と、長ったらしくなる(笑)。
でも、ちっとも
美味しそうに見えないのは
何故か…。
この道36年のプロと
どこが違うのか
美的に分析してみようと思った。
三國シェフは
ドレッセの基本は
「ピエス・モンテ」
と言って、「山」のように
高さを出すことだと言っている。
「Pièces montées」の直訳は、
「小片を積み上げた」
という意味だが、
素材をドガチャカ乗せればいい、
というものでもない。
やはり、配置、彩り、形が
バランスよくなければ、
よくある
バイキング料理の
盛り盛り皿のようになってしまう。

0
1 | 《前のページ | 次のページ》