「あ〜。オモシロかった・・・」 <(^.^)> ♪〜 ・・・と言いながら、いつか死んでいきたい。
『わが家新聞』の「こだわりの毎日」欄です。
2017/5/9
BSで録画した
『特攻大作戦』を観た。
リー・マービンが主演だが、
若き日の
チャールズ・プロンソンや
テリー・サバラス、
ドナルド・サザーランドらが
懐かしくも初々しく演じている。
ジョージ・ケネディや
ロバート・ライアンらの
重厚な顔ぶれも楽しかった。
ガールズ・パンツァーを真似て、
ロリ・フィギュアに
ドイツ軍武装させて
ヤフオクに売りに出したら
売れたことがある。
作る方も作る方だが、
買う方も買う方である(笑)。
時折、
心臓がトトトンと
不整脈になることがあるので、
ヤフオクで本物の聴診器を
750円で購入した。
オモチャやコスプレ用の
ビニール製のものが
数多く出回る中で、
本物の新品が
廉価の捨て値であったので
ラッキーだった。
さっそく、
心臓を聴診してみたが、
正常なリズムで刻んでいて
ひと安心した。
今は、
ユーチューブで
心音のパターンから
肺音、腹音まで
サンプル音源があるので、
自己診察の参考になる。
解らない事は、
ギターレッスンに来ている
医学部生のN君に
聞こうと思っている。

1
2017/4/30
早くも連休ボケして、
昨日は祝日だということに気づかず、
いつものように接骨院に行ったら
M先生ご夫妻が玄関先で
お花の手入れをされていて、
「今日は、祝日ですよ〜」
と知らせて下すった。
久しぶりの
やっちまった感であった。
チュドーン! (/_;)/
リサイタルで使用するかも、
というので73年製の
中出阪蔵のフラメンコギターの
クリーニングをした。
これは、
高校合格祝いに
亡き父に買ってもらった
最初の手工ギターである。
70年代の当時、阪蔵は、
日本の手工ギターの
第一人者であった。
注文してから
半年後に出来上がってきた。
金属製のマシンヘッドではなく
伝統的フラメンコギターの
ウッドペグで、先端には
カットガラスが埋め込まれている。
これがステージの
スポットライトを浴びると
キラキラと輝いて
なんとも素敵に映る。
カポタストも同時に
阪蔵に発注したものである。
通勤中の退屈な時、
赤信号でよく
前のトラックのお尻を撮って、
それを素材に画像ソフト処理して
抽象画を描いている。
今回も題名で迷ったが、
とりあえず
『幾何的な風紋』
というのが思い浮かんだ。
BSで60年代から70年代の
懐かしい戦争映画が
放映されたので
録画して観ていた。
渋いリー・マービン主演の
『最前線物語』は過去に
二度ほど観たが、
名作でもあるので三度目でも
見飽きがしないものだった。
『スターウォーズ』の
スカイウォーカー役の
マーク・ハミルも準主役で
登場している。
ただ、スピルバーグ映画のような
潤沢な予算がない作品なので
ノルマンディー上陸シーンなぞは
『プライベート・ライアン』に比べたら
ちゃっちく、戦車もアメリカ軍の
シャーマンをドイツ軍のものに
仕立ててたりしていて、
戦時考証は目茶目茶である(笑)。
アメリカ映画なので
ドイツ軍も英語を話すのが
リアリティに欠ける。
それでも、どこか
味のある作品ではある。

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2017/4/10
一週間で
日曜日がいちばん
テレビ試聴時間が長い。
『サンデーモーニング』
『将棋フォーラム』
『NHK杯 将棋トーナメント」
『和風総本家』
『笑点』
『オクニョ』
『火花』
・・・と、きのうも
フルコースで視てしまった。
その時間、
6時間である。
0時を過ぎた頃は、
さすがに目がショボついた。
録画してあった
『ステルス』は
荒唐無稽の筋立てだったが
まあまあ航空画像的には
楽しめた。
始まったばかりの
韓国時代劇『オクニョ』を
視始めている。
『チャングム』
『トンイ』
『馬医』
を手がけてきた
イ・ビョンフン監督ものなので
信頼して視ることにした。
いつも通りの
勧善懲悪の
予定調和型の設定だが、
王朝時代の細かなディテールに
けっこう味わいがある。
『寅さん』の山田組じゃないが、
ビョンフン組とも呼びたいような
いつもの見慣れた脇役陣が出ると、
「おっ。トンイのファン武官だ。
ジュシクおじさんだ、ウナク先生だ、
ウンベク医師だ、サアム先生だ」
と前役を思い出してしまう。
女優陣も
「チャングムの意地悪女だ、
ヒビン様ん所のチョ尚宮だ」
と懐かしいような
顔が揃っている。
51回物というので、
この1年は楽しめそうである。
子どもの頃から
毎週『笑点』を視てきたが、
喜久翁が80才になったというので
驚いた。
いつもボケ役を演じているが、
なかなか矍鑠(かくしゃく)たるものである。
それでも
歌丸に続いて、
そろそろ引退するように
なるのだろう。

0
2017/3/23
ツタヤ・カードの更新(216円)で
1本無料レンタル特典に
『シン・ゴジラ』の
リリース日だったので
借りてきてみた。
昼間っから
遮光カーテンを閉めて
映画館風にステレオ・アンプに繋いで
スピーカーからの大音声再生にしてみた。
最初のゴジラの
プロト・タイプが登場した時に、
あまりに円谷プロの
ウルトラマン怪獣っぽくて、
あーらら・・・と、
ゲンナリしてしまった。
まん丸眼んめに
赤いヒレは
ソフビっぽいやんけ・・・と、
思わずツッコミを入れたくなる。
何だか逃走モブとの
ギャップがあって、
やっぱ何処か
ウルトラQっぽくて
昭和臭い。
ゴジラに進化してからは
いくらかマシになったが、
今度は逆に眼んめが
小っさ過ぎひんかぁ〜・・・と、
またまたツッコミ入れたなった(笑)。
ギャルタレが
眼が小っさくて
感情移入できひんかった、
とか感想を言うていたが・・・。
日本俳優陣、総出演
というような豪華な
キャスティングだったが、
ほんの数秒のチョイ出でも
「片桐はいり」は
キャラが立っていた。
気のせいか、
ゴジラの醜貌との対比で
いくらかキレイに見えたが、
錯視効果か・・・(笑)。
いっそ、
プロトタイプ怪獣やのうて
片桐はいりが腹這いで
ほうてった方が
よっぽどオモロカッタかも(笑)。
3.11被災者としては、
なにやらゴジラのカタストロフィーは
超巨大津波と原発事故を
彷彿させてならなかった。
庵野監督は
それを狙っていたのだと思う。
ゴジラが破壊しつくした瓦礫跡は
まさしく浜通り地区で見た様そのものだし、
火炎燃え盛る街々の様は
コンビナート火災や
気仙沼の大火そのものである。
そして、
ゴジラの口から
冷却剤を注入するクレーンという
アナログそのものの滑稽さは、
原発を冷却しようと放水・注水に
躍起になっていた様である。
仮設避難所や
放射線モニタリングのシーンをはじめ、
「帰宅困難区域」やら「除染」という
フクシマ県人には耳慣れた言葉が
ゴジラの放射能汚染に対して
使われており、結末では
汚染が半減して2、3年後には
復興が可能だ・・・という
希望的観測が語られる。
しかし、
現実のフクシマは
映画のようには楽観的ではない。
今も数百シーベルトの
放射線に遮られて
核燃料デブリには
手付かず状態なのである。
廃炉には30年かかるのだ。
主人公が
ゴジラの犠牲者に
合掌するシーンは
3.11への追悼であろうか。

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2017/2/7
おなかの調子がワルイ。
きのうは下痢で、
今朝はおなかが張って
苦しい。
また、腹風邪か
胃腸炎なのだろう。
背中まで凝っていて、
大きなオデキまで出来た。
あーあ・・・
ほんまに体調ワルイと
自分というユルキャラの
被り物を脱ぎたくなる。
カミさんに
「ガッコいきたくねー」
とこぼしたら
無言でスルーされた。
(хдх;)
録画してあった
映画を2本観た。
2004年の『油断大敵』は
お役所コージと柄本明という
好きな役者だったので、
期待してみたが、
さほどでもなかった。
初めて見る
夏川 結衣という女優が
いくらか魅力的で、
ラブシーンはちょっとキュートだった。
熊本出身で、
現在48で、当時36だ。
樹木希林がでる
「餡子」の話というので、
ハートウォーミングで
コケティッシュな映画かと思いきや、
ハンセン氏病(癩病/レプラ)の話で
深刻の重々だったので
まったくの意外だった。
狐狸庵先生の『愛』という
同種の映画を思い出した。
山ガールのコミックを読んでいたら、
「ストッパ」という
即効性のある下痢止めが出てきて、
講演やコンサートの時、
あったら一時凌ぎになるかも
と思った。

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2017/2/1
明日は、
高校入試のT期選抜なので、
今日から二日間の
オフ日となった。
毎朝、氷点下を下る
厳寒の日々なので、
風邪気味の体調が
治ってはぶり返すという
不安定な状態で、
休みの日は暖かくして
安静にしていようと思っている。
ちょっと風邪気味になっただけで
また、完治したはずの
アレルギー性皮膚炎みたいな
水泡が指に出来て
ドキリとした。
念のために
抗アレルギー薬の
クラリチンも服用している。
昨夕、
仕事帰りにツタヤに
ぶらりと寄ってみたら、
『ハドソン川の奇跡』の
予告篇をモニターで流していたので
立ち止まって観ていたら
面白そうなので、
新作料金だったが借りてきた。
もともと、
『エアポート』シリーズが好きで
全作品を観てきたので、
エア・パニック物に食指が
動かされるのも尤もであった。
原題は、
機長のニックネームである
『サリー』であった。
コクピットでの操縦シーンが
ふんだんに出てくるので、
エア物好きにはたまらないが、
時制が前後したり、
過去のエピソードを
挟んだりの編集なので、
はじめのうちは多少イラッとした。
どうして、
ドキュメント風に
時系列順に出来事を
素直に見せないのか、
なんだか
「芸術作品はこうあるべき」
みたいに、
コラージュ風に
現実、回想、懐古などを
ごちゃ混ぜに構成する手法は
好きじゃない。
それでも、さすがに
クリント・イーストウッド監督に
トム・ハンクス主演なので、
重厚感があって見応えがあった。
監督が言うように、
ほんとうに、
この奇跡を成し遂げた
人物を演じられる役者は、
トム・ハンクス以外考えられない。
B級映画の
『エアポート』シリーズでは
味わえないドラマであった。
一度、吹き替え版を観た後に、
英語と英字幕でも
観返してみたら、
おもしろい発見もあった。
かつて、日航や全日空では、
途中で操縦を交代する時には、
「I have controle」
「You have controle」
と言っていたが、
本作品では
「My aircraft」
「Your aircraft」
と言っていた。
***
高校時代に、
本気でパイロットになりたくて
宮崎県にあった航空大学の
過去問を取り寄せたことがあったが、
物理・数学が東大レベルの難しさで
まったくのお手上げであった。
そのうち目も悪くなり
パイロットになりたい、
という夢は
いつしか立ち消えてしまった。
今も、ユーチュープで
実写の離着陸シーンの
コックピット映像を
眺めたりすることがあるが、
パイロットが忙しいのは
その時だけで、水平飛行後は
何時間もが自動操縦になっている。
国際線だと座りっぱなしで、
何十時間も緊張感を保ちながら
空中の同じ風景を
視ているのだから、
けっして楽な仕事とは
言えないだろう。
婆様がホーム暮らしになったので、
止まったまんまになっていた時計を
書斎で使おうと思って
電池ボックスを開けてみたら、
ものすごい益漏れ状態で往生した。
ドライバーで丁寧にこそげ落として
サンドペーパーで電極を磨いて
電池を交換したら
ようやく動いてくれた。
傘寿記念に
老人会からもらった物だが、
金ピカでもオール・プラスチックである。

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2017/1/29
幼い頃から
父に連れられて
戦争映画をずいぶんと
観てきた。
WWUものが興味の範疇だが、
旧作品はほとんど観て、
最近ではレンタル店で
新作が出るたびにチェックしている。
ただ、なかなか
アタリのものは少なく、
たいていはツマラナイもの
ばかりである。
先日、ツタヤの
準新作コーナーで見つけた
『ウォー・ビッグス』は
ドルフ・ラングレンなどの
有名俳優が出演しているので、
B級作品ながらチープじゃなさそうと
期待して観たが、1.5時間ながら
水準のもので、まずまずであった。
98年の『シン・レッドライン』で
銃器の火線が描かれた時には
衝撃的であったが、
最近の作品では半ば常套手段に
なってきた感がある。
本作でも
野戦で描かれており
なかなかの迫力があった。
ただ、重戦闘車両は
ハノマーク・ハーフトラックと
レプリカのような3号戦車もどき、
長距離砲、そして、ケッテンクラートに
サイドカー程度のチャッチさだった。
そして、プラモデラーとしては
も少し、ウェザリング(汚し)を施して
リアリティと重厚感を
出して欲しかった気もする。
キャッチコピーには
「第二次世界大戦時のヨーロッパ戦線という
数々の名作戦争映画を生み出した時代が舞台。
ミリタリーファンを唸らせること
間違いなしの細かいディテールからも
目が離せない!」
だって。
BSで録画した
『のんちゃんのり弁』を観た。
たしか、
ツタヤのレンタル・コミックに
その原作があった。
小西真奈美が
31歳のバツイチ役で
弁当屋を開店するまでの
ゴタゴタが描かれている。
中盤まで、
あまりシマリのない展開だったが、
岸部 一徳が登場してから、
ピシリと重みと落ち着きが出た。
やはり、
この人は名優のひとりになったなぁ
という感慨がある。
数え切れぬほどの作品に
出演しているが、
中でも『フラガール』(2006年)で
世間知らずだった都会者の
松雪泰子が苦労を重ねた後に、
「センセも、いいオンナになっただな…」
と福島弁で
岸部がポロリと言ったセリフが
今でも印象に残っている。
『ハッピーフライト』(2008)での
地上管制責任者の姿も
頼もしく人間味があった。
彼はかつて、
タイガースのメンバーで、
岸部おさみ(サリー)として
伝説の凄腕ベーシストであった。
弟の岸部シローも
タイガース・メンバーだったが、
その後、自己破産して
今は老人ホーム暮らしというから
賢兄愚弟だったのかもしれない。


0
2017/1/13
正月明けに
自宅でのカウンセリングや
ギター・レッスンは始まっているが、
学校に出勤するのは今日からである。
−36℃もの大寒波が到来し
大雪の懸念もあるが、
無事、出勤できるかである。
いちおう、前夜には
二つのクロークを開けて
スーツやらシャツやらネクタイを
吟味して、どういうコーデにするかを
思案し選定した。
これはボケ防止の脳トレにもなり
着道楽の経験値を上げる
儀式のようなものでもある。
結局、
『ゴッドファーザーV』に
登場したコーデで感心した
ネイビーのダブル・スーツに
ライトブラウンのドレスシャツ、
ネイビータイ、ホワイト・ドレスウォッチ
というシシリアン・マフィア風の
スタイルにした。
この冬休みには
BS録画で洋画・邦画を
しめて14本観た。
オーシャンズやゴッドファーザーは
過去にも観ており
既知のプロットであるので、
今回はじっくりと
小道具や衣装などのディテールを
鑑賞しつつ、画面構成や
ハメコミBGMなども分析的に視聴した。
『ゴッドファーザー』は
三部作すべてにおいて、
コッポラ監督の完璧主義と
アル・パチーノの名演技・存在感が
貫かれており、見事なものであった。
邦画は
ヘンテコ路線のものばかりで、
なんだか素直には
笑えない今一感があった。
いずれも
再度鑑賞するに
値するものではなかった。

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2017/1/5
お正月特番で
『ホビットの冒険』三部作を
録画したものをやっと
全部観終えた。
一作あたり2.5時間の
長尺物だったので、
全部で7.5時間要した。
図書館の児童書コーナーで
タイトルだけは知っていたが、
今回、その中身を
映画で知ることができた。
文庫の扉絵を見ると
そのシーンが思い返される。
思うに、
上下巻を読んでも5時間は
要したかもしれない。
とすれば、
寝ながら飲んで喰って
ダラダラと観れたのは
楽だったかもしれない。
何年かぶりで
しまい込んであった
フライト・シミュレーターを
やってみた。
久しぶりにやってみると
案外面白く、
小一時間は楽しめた。
特に、グライダーは
まるで本物を操っているような気分になり、
なかなか正月の凧揚げのような
大空への浮揚感がよかった。
ヘリはホバリングされるのが
なかなか難しく、
じっと一箇所に停めるのは
至難の技である。
本物のラジコンは墜落させたら
それこそ万単位の損害だが、
シミュレーターなら
何度、失敗してもリセットできて
プロポ操作の練習ができる。
また、飛ばす背景も
4種類あって
気分を変えられるのも
気が利いている。
去年一年、
通勤車中で
赤信号の時に
その日の出で立ちを
Vゾーンを中心に自撮りして
コーデのデータベースを作っていた。
なにせ、
スーツ、ドレスシャツ、
ウェストコート、ドレスウォッチは
それぞれ10色はあるので、
その組み合わせだけでも
10の4乗通りになる。
それに、
ネクタイは50本以上あり、
ラペルピンも50ケほどあるので、
組み合わせは数十万通りになる。
そんな中で
去年の自選ベストコーデは
モノトーン・コーデに
刺し色(アクセント・カラー)のタイが
いちばんファッショナブルに
感じられた。
グレンチェックのスーツと
モノクロ・タータンチェックの
クレリックシャツは、
一見ケンカしそうであるが、
その間をブラック・ウェストコートが
上手く繋いでくれている。
プチカメオのラペルピンは
いささか乙女チックで
キモくもあるが、
ここが勇気の出し処の
「渋カワ」コーデで
中年女性の目を引く
アイテムなのである(笑)。
(´д`|||) ハズイノォ

1
2017/1/3
昨日は、
お昼にベッドで読書していたら
そのまま寝入ってしまい、
気がついたら夕方の6時に
カミさんに起こされた。
夜はしっかり寝ているのに
休み中とはいえ
4時間も昼寝してしまうのは
やはり体調が今ひとつのようである。
暮に市民検診の結果をもらいがてら
2ヶ月に1度の抗コレステロール薬を
もらいに通院したが、
その際の診察では珍しく
血圧が134と高かったので
全身のアレルギー炎症のせいだろう
と主治医に言われた。
もう、ひと月以上経つが、
いまだに胸の辺りは発疹が消えず
病勢が衰えていない。
昨日は
癒えたはずの発疹痕まで
痒さが復活して、
あちこちに薬を塗った。
検診値では、
クレアチニン値がここ3年で
若干ながら低下しつつあるのは
嬉しい改善だが、それでも
CKD(慢性腎臓病)のUステージ
(軽度〜中等度低下/60>GFR≧45)
に相当している。
肝機能も脂肪肝のせいで
高目なので、このままでは
NASH(非アルコール性肝炎)の発症率が上がり、
亡くなった従兄の轍を踏むことに
なってしまいそうである。
この長引く
アレルギー皮膚炎は、
全身の皮が新生するという
いわば「一皮剥ける」という
イニシェーションなのかもしれない、
と薄々感じている。
父親が71歳で亡くなったので、
還暦の今年、自分のなかでは
「Last Decade(最期の十年)」
という覚悟を持っているので、
その新生のための「死と再生」の
今なのかもしれない。
岩波少年文庫にある
『ホビットの冒険』が
映画化されているのを知らなかったが、
この正月に三部作が
一挙に放映されたので録画した。
まだ、第一作しか観ていないが、
CG映像の粋とも言える
スペクタクル・シーンの連続で、
これを昔の子どもたちが見たら
さぞかし驚嘆と興奮をするだろうと
想像していた。
ただ、
それに見慣れた大人になった今は、
ただのドタバタ劇でしかなく、
物語の浅薄さを糊塗する
方便としか感じず、
力の入れ処が違うんじゃない・・・
というのが正直な感想である。
もの凄い映像を見せられて
こういう感想は贅沢さに馴れて
見た目豪華な御馳走には食傷気味
というのに似ているかもしれない。
深層心理学の泰斗
カール・グスタフ・ユングは、
「我われの元型を刺激しないものは、
百年後までは残らない」
という名言を残している。
その点では、
今回、一挙放送された
『ゴッドファーザー』三部作の
パート1は1972年の物だが、
何度も観たのに
未だに鑑賞に堪える
傑出した名作である。
大好きなアル・パチーノは
この時32歳で、
無茶苦茶イケメンなのに
驚いた。
来年から始まる
国家試験に備えて、
毎日、こつこつ受験勉強をしている。
還暦にもなると、
記憶力は衰えており、
若い頃のような
刻苦勉励は愚なので、
楽しみながら遊び気分で、
人生を復習するつもりで
心理学全般を見直している。
30代の頃、
大学院入試で勉強した
基礎がいくらかあるので、
忘れている箇所を
笊(ざる)の穴埋めをしつつ、
新たな領域は覚えなくてはならない。
何にせよ、
ギターリサイタルの他にも
生きる目標があるのは
いい事なのかもしれない。
!(*・∀・)!ムン

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2016/12/28
今年最期の
カウンセリングのお客様に
松屋清風堂の上生菓子と焼麩で
お薄を一服さしあげた。
今井理桂の烏城焼に
庭の山茶花と南天を活け、
主茶碗には後藤安久の信楽沓茶碗、
長棗は京都洛西の筍亭で求めた銘「想ひ出」、
茶杓は自作のものを組み合わせた。
こんな卓上の
モダン茶でも
コーデ(道具組)の楽しみはある。
録画してあった
『ビリギャル』を観た。
今年度は4月から
27本しか映画を観ていないが、
その中では一番の傑作だった。
これは受験のロッキーだな…と、
思った。
塾教師役の伊藤が
イケメンではなく
ダサメン作りなのが
誠実感を醸し出していた。
主人公の有村も
脳天パー金髪ギャルの馬鹿目から
学力の上昇と共に
黒髪に変身し
理知的な目つきにまで
変化していく様は見事だった。
母親の絶対愛も
背景に描かれており、
父息子の葛藤と家族の再生も
サブ・テーマとして
よく描かれていた。
以前、FMの『松尾堂』で
原作の著者が語っていた
「…っていうか、この子、マジかわいそじゃね?
太ってるからって、こんな名前つけられて」
という
「せいとくたこ(聖徳太子)」の
エピソードも登場した。
映画での最初の実力テストの
珍解答には腹をかかえて笑ってしまった。
「縄文時代の次は何時代か」→「少女時代」
「邪馬台国の女王は誰か」→「デヴィふじん」
「already」→「すべての女性たち」
ヒ〜 _(_ _)ノ彡☆ バンバン!

0
2016/9/23
BSで台湾の
コイバナ映画を録画して
観てみた。
ヒロインは
ややゴクミ似で
ヒーローは
坂口憲二似である。
声の出なくなった
大型新人歌手が失踪して
田舎で親切な青年と出会う。
必然的に互いに魅かれ合うが、
声を取り戻した彼女は、
後ろ髪を引かれる思いで
元の都会へと戻り
スターになる。
そして、しばらくぶりに
別れた彼のいる田舎を
訪れてみると・・・。
・・・というような、
韓流ドラマもどきの
「A boy meets a girl」
の鉄板コイバナである。
なかなかイイ話で、
ラストシーンの
ランタンを飛ばす処なぞも
美しく感動的なのだが、
ちっとも胸キュンにも
涙ポロリにもならなかった。
セリフから物語の展開まで
あまりにも定型的すぎて
どこかで見たことがある、
聞いたことがあるような・・・、
悪く言えば、ベタ過ぎる
コイバナなのかもしれない。
(ーωー).oOウーン
老母が
いよいよ今日の午後に、
リハビリ専門病院に
転院する。
今までの医療センターは
家から10kmもあり、
気軽に行くにはやや距離があって、
気力、体力ともに元気でないと
ついつい行くのが億劫になる。
今度の所は
かつて住んでいた家の近くで、
医療センターよりも
半分くらい近くなって
助かった。
これからのリハビリで、
室内歩行が可能になるまでに
回復してくれたら
家人としては
かなり助かるのだが…。

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2016/9/22
K高での1年生全員を対象とした
スクリーニング・カウンセリングが
半年かけてやっと終わり、
また、空き時間が出来たので、
ピアソラの『リベルタンゴ』の
編曲に手を入れていた。
4種類の楽譜を
ネットでダウンロードして、
いい処取りで組み合わせたり
運指を考えたり、
時間をかけていると、
パッと曲全体の構想が見える
ブレイク・スルーのような
えも言われぬ瞬間がある。
まさに、
「曲が見えた」
という感じになるのである。
これは曲をアナリーゼ(分析)する
過程でも生じるもので、
音楽をやっていて
ひとつの快感でもある。
もっとも、
それと完璧に弾けるというのは
別次元のハナシであるが。
BSで79年の
スピルバーグ監督の
コメディ戦争映画という
珍品を観てみた。
番組前説で
評論家二人が
「全篇スベッてるけど、
どこかに笑えるものがある」
とか
「ホームラン性の大ファール」
とか
酷評とも賞賛ともつかないような
コメントをしていたので
覚悟して観てみたが、
たしかにヒドかった。
とても笑えるという
代物でもなくて、
くだらねぇー…の
一言に尽きる。
天下のスピルバーグが
よくもこんなC級作品を作ったものだ、
と呆れるやら、感心するやら。
キートン、チャップリン時代への
オマージュなのか
典型的なスラップスティック
(slapstick/ドタバタ劇)で、
しかも自身の『ジョーズ』や
『未知との遭遇』などの
シーンもパロッている。
しかも、それに
天下の三船敏郎まで
担ぎ出されて
真面目な演技につき合わされているから
植木等的に
「あ、ご苦労さん」
である。
それでも
飛行機や潜水艦、
戦車の本物が登場するのが
いくらかアミオタ(アーミーオタク)の
心をくすぐるものではあった。
94年のスタローン主演の
『スペシャリスト』は
以前に観たような気がしたが、
ほとんどディテールを忘れており、
何となくオチだけは
先に見えていた感じで
視ていた。
アクション映画にしては
シャロン・ストーンとのラヴシーンは
ずいぶん濃厚で、R18くらいの
感じであった。
今月はこれで8本目、
今年度では、半年間で
まだ29本目なので、
段々と年間100本超えが
出来なくなってきた。
ツタヤやゲオの旧作品は
ほとんど観てしまったので、
もいちど見たいという
コンテンツそのものが
過去の作品にはなくなってきた。

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2016/9/5
昨日も
病棟に顔を出し、
見舞いに来ていた
叔母さんと一時半ばかり
歓談してきた。
外出先で昼食後、
メイン屋外練習場である
「もみじ山公園」の
板倉神社境内で
半時ほどリサイタルの
Tプロの5曲を練習した。
初めてのオール・フラメンコ曲の
プログラムだが、
まだ、8曲の暗譜が完全でなく
今は未だ曲を完成させていく
プロセスにある。
右小指の関節炎のため、
思うようにピカード(速い音階)が
決まらず、もどかしい思いでいる。
このハンディキャップを
どう音楽で挽回したらいいのか
というのも課題である。
練習帰りに
近所のゲオで、
新作の『スターウォーズ』を
借りてきた。
音声をステレオのスピーカーから
大音声で出して鑑賞したら
劇場並みの迫力であった。
今回はドロイドのBB-8という
ダルマみたいなのが
キュートで可愛かった。
ハリソン・フォードは
ずいぶんと老けたが、
インディ・ジョーンズばりの
身のこなしは流石であった。
レイア姫との間にできた息子が
闇の世界に堕ちて、
ソロと和解シーンで
お涙頂戴かと思ったら
刺されて転落死したのは
意外であった。
あの転落シーンは
『スターウォーズ』では
お約束なのかもしれない。
ファルコン号の
コックピットからの視点も
お馴染みのものだが、
今回、地球に似た上空を飛行したときには
『ロンゲスト・デイ』の英グライダーの
シーンを彷彿させた。
案外、ジョージ・ルーカスは
先人の作品手法を
取り入れたのかもしれない。
今回のヒロイン役には
新人の英女優
デイジー・リドリー(24歳)が
起用された。
どことなく
テニスのヒンギスに
面立ちが似ていて、
いくらか苦みばしった男前風である。
永年の朋友ハン・ソロを失った
チューバッカが
哀しみに落ち込むシーンがあったが、
ルークの元へレイと向かう時には
見たことのないスマイルを見せた。
BB-8とR2D2の
「信号音声会話」も
なかなか微笑ましかった。
さすがに、スターウォーズは
その世界観を保っており、
全作を追ってきたファンを
飽きさせない見せ所を
きっちり押さえている。

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2016/5/12
寝室用に
ブルーレイ・レコーダー2台と
大型ハイビジョン・テレビを買ってから
もっぱらBSの映画を録画するようになり、
とんと劇場やレンタル店に
足を運ばなくなった。
古い映画が
どんどん録り溜まるので
暇を見ては消化しないと
ハードディスクがいっぱいに
なってしまう。
*
「トランポーター3」は
初めて観るシリーズ物だった。
吹き替えが
『刑事フォイル』の山路和弘なので
主人公に感情移入しやすかった。
*
『スペース・カウボーイ』は
イーストウッド主役・監督の
シルバー人材活躍物? で、
コーヒーCMでお馴染みの
トミー・リー・ジョーンズが
なかなかの好演であった。
最近、パナマ文書にも
その名が登場した
ジャッキーの古い作品『蛇拳』には
『酔拳』での師範役でもある
ユアン・シャオ・ティエンが
登場する。
*
『プリティ・ウーマン』(1990)は
リチャード・ギアが若くて
溌溂としている。
存在感のある
ホテルの支配人が
見たことがあると思って
調べてみたら、
なんと! 『刑事コロンボ』(1975)の
ハッサンサラーであり、
『名探偵モンク』(2008)の
セラピストのベル先生であった。
これには、驚いた。
ハッサンサラーもベル先生も
存在感のあるキャラである。
今回、初めて
へクター・エリゾンドという
役者名を覚えた。
ドラマでは
『ポワロ』の再放送と
『イニョプの道』を
毎週録画して観ている。
イニョプは、まだ4話目だが、
今は貴族から奴婢に落ちぶれて
周囲の苛めに耐えている、
という、いささかイライラする
導入期である。
全20回の後半に
水戸黄門の印籠的「逆転カタルシス」を
期待してガマンして観ている。

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