なんかパソコンの速さのボトルネックの解消を順次していくと、HDDにぶち当たった気がする。そういえば、HDDの回転数は、通常手が出る範囲の値段では7200rpmになってから随分たっているような気がする。
シリアルATAになって、バスのボトルネックは一気に解消されて、133から300にまで跳ね上がったのに、HDD自体は7200rpmでは、110程度の速度しかでないから、RAIDとか10000rpmのHDDに手を出さないといけなくなってきています。
HDDの遅さが気になるところをあげてみると。
@Windows起動時
A動画エンコード
BOffice起動時
くらいがあげられる。
@はデスクトップであれば、待ってりゃいいので、あまり苦になるようなことはない。Bも1回起動すれば、快適。
Aも頻繁というわけではないのだが、YouTubeの動画を再エンコードしてDVDにしようとすると途端に遅いなぁと感じてしまう。しかも、CPU利用率にはかなり余裕がある様子。これはHDDだなと当たりをつけて、今の環境のまま、なんか工夫できないか考えてみた。
うちには容量のことなるシリアルATAのHDDがあり、RAIDには適さないが、Cドライブとして起動ドライブ、Dドライブとして別のタマをつなげてある。以前の記事にもあるとおり、AHCI化しているので、双方マスターとして動いている。HDDは機械的に動いているものだから、読み込みと書き込みが同時だとあまりよろしくないのではないかと考えた。
そこで、動画の読み込みドライブとエンコード後の書き込みドライブを別のタマにしてみると、予想通り高速化をすることができた。CPU使用率も少し上がって、ボトルネックが多少解消された模様。
同様の考え方で、仮想メモリのドライブを変更してみた。
こっちの結果はあまり体感できるような改善はなかった。が、Cドライブでは仮想メモリのページファイルが断片化していたので、Dドライブを空にしてデフラグをかけて、その後、ページファイルを新規作成し、かつ、容量固定にして使っている。容量可変(Windows任せ)だと、フラグメンテーションが発生してしまうからである。まぁこのあたりは気持ちの問題かもしれない。

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