以下 大門三郎インタビューより。
「私は一度、
命を絶とうと思ったことがあったの。上の娘が小学校4年生の時のクリスマスイブの日。もう生活が苦しくて、お金もないし疲れちゃって。
女房に「もう疲れた。一緒に死んでくれるか?」と聴いたら女房が「私も疲れたわ。あんたが死ぬなら私も死んでもいいよ」といってくれたんだ。
それで上の娘にも「お前たちも一緒に死んでくれるか?」と聴いたら、「
何、勝手なこと言ってんのよ。私たち産んどいてさ。私はいいとして妹はまだ幼稚園にもいってないのよ。何、考えてんのよ。」とえらくお叱りを受けて、「どうするか?」「もう一度、死ぬ気になってがんばりましょう。」と女房も言ってくれて、「そうだな…」と踏みとどまったんだ。
こたつの上に、種子島から贈られてきたさつまいもや白菜などの野菜があったので「これでも食べよう。」と言ったら、下の娘が「今日はクリスマスなのにケーキやお肉はないの?」と駄々をこねはじめたのよ。だから娘たちに「今日はイブで前夜祭だろう。見てごらん、これも全部野菜だから
全野菜なんだよ。」って。
ライターの独り言・何でこんなこと言うのかな。これまでの感動の話で盛り上がったのに〜?。
でも、下の娘は納得しなくて、「ケーキ、ケーキが欲しい。」って言い続けるし。そこへ、外から「お〜い、居るか?」って大きな声で呼ぶ声が聞こえてきたのよ。誰かと思ったら中原の「和幸」の松田眞治社長がケーキをもってきてくれたの。恥ずかしいから「おい、こたつの上の野菜を隠せ」と、こたつの下にみんなで隠したのよ。松田さんは家に入ってきてこたつの上にケーキを広げたら、下の娘の喜びようは
「やった〜、ケーキだ。ケーキだ。」
そして社長がこたつの中に足を入れたら野菜にあたって「何だ、これ?」出したら食べかけの野菜で、それを見て松田さんが「大門も大変だな…」と。それからいろいろな人に声をかけてくれて
「大門三郎を育てる会」というのをつくってくれたのよ。」
いろいろな人に支えられてここまできたわけですね。そんな話をする大門さんの瞳にキラリと光る汗をみました。
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