2006/4/11

写真の持つ力  デジタルカメラ
昨日は日頃お世話になっている写真家 桑原 史成 氏の写真展「水俣の肖像―公式確認から半世紀の節目」に行ってきた。
夕方からオープニングパーティもあったため、まあ、いわゆるお手伝いも兼ねてというところだ。
桑原さんの写真は1960年当時の水俣の人たちの生活を写したもの。
水俣病については本やニュースを見て知ってはいたが、自分が生まれる以前の出来事であり、そのことを肌で感じることはなかった。
だが、展示された写真を見ると、いかにその当時の人たちが苦しんだのか、家族はどんなに辛い思いをしたのかを垣間見ることができる。垣間見るというよりは、背筋が寒くなるような思いがした。
そして、一歩引いた目で見ると、これが写真のすごさなのだと思った。
私が生まれる以前の出来事を、まるでその場に立ち会っているような感覚で認識できること。時代も場所も遠く離れたところで、人びとの心を動かすことができるもの。それが写真なのだと思う。

これは、別に社会的なドキュメンタリーだけではないと思う。
自分の周りの景色、生活、人びと。そして、自分自身や家族、友人。
すべて写真として記録しておけば、それは何十年後には過去を知る貴重な資料となるのだ。
やっぱり写真はすごい。そういう力のある写真を私も撮りたいと感じた一日でした。
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