2008/2/9

ポートレート撮影の場所選び  デジタルカメラ
ポートレート撮影においては、ロケーションが結構大切。
背景として単にきれいなだけでなく、光が上手く使えるような場所がベスト。
室内ならストロボが使えるほか、自然光がきれいに入ってくれるとありがたい。

でも、実際にはそんな場所って少ないんです。
いわゆる撮影スタジオというものは、外光をシャットアウトしているところが多く、しかも背景になるようなものが何もないのが一般的。
だから、バック紙を使ったり、白ホリ(白い壁です)で、後はモデルさんの衣装、ポーズ、そしてメイク頼りになってしまうことが多い。

ハウススタジオなんかを使うことも多いが、意外に自然光が上手く入ってくれない場所も多く、大抵はストロボなんかで撮影することに。
そう考えると、ポートレート撮影における場所選びって本当に難しい。

そんな中、今回は品川にある洋館をお借りすることができた。
ターミナルラウンジという明治時代の洋館です。
(洋館なんかで人物撮りをしてみたいとお考えの方は是非使ってみてください)

通常は使用料がかかる場所ですが、今回はある人のおかげで無料で撮影ができました。
ありがとうございます。

思い通りの写真を撮ろうとすると、カメラ機材以外にもいろいろとお金がかかるものなんです。
雑誌のお仕事でも、なかなか予算たっぷりということは少なく、苦戦することが多いです。
イメージ通りのロケーションで、イメージどおりの写真を撮るっていうのはなかなか大変なことなんですよね。

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基本的に洋館というのはあんまり明るくないところです。
なので、ストロボで光を補ってあげながら、窓からの光が差し込むところなんかを見つけ・・・。
さらに、背景がきれいに見えるところを探し。
と、結構、撮れる場所が限られてきたりします。
でも、それがまた楽しかったりするものです。

この日はとても寒かったのですが、
モデルを買って出てくれた原田実智さんは、
鳥肌を立てながらも頑張ってくれました。
(古い洋館にエアコンなどの空調はありませんからw)

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上の2枚は同じ室内で撮ったものです。
一方は、自然光+レフ板でバッキバキに光を当てたもの。
もう一方は、ストロボで柔らかめに光を作ってあげたもの。
同じ時間、同じ場所とは思えないほど、
写真の印象が変わってくることがお分かりだと思います。
こうやって、日頃、限られた場所で、頭と体を使って、バリエーションを増やしているわけです(笑)。

ちなみに、この2枚の写真は、どちらもシグマさんの標準ズーム
24-70mm F2.8 EX DG MACRO で撮影したもの。
人物撮影ではそれほど極端な広角レンズを使うことは少なく、
24mmもあればそれなりに広角感を出すことができます。

このレンズ、ズーム全域で開放F値がF2.8と明るいこと、
その割に価格がとってもお手ごろ。
ニコンには、AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDというとっても素敵なレンズがありますが、標準ズームに20数万円も出せないよ〜という方にはシグマの24-70mmがとてもお勧めです。(描写もボケも決して悪くないですよ)

超音波モーターは使ってないようですが、ニコンD3との組み合わせだと、レンズ側のAF/MFの切り替えをMFにして、ボディ側をAFにしておくと、なぜかAFも駆動するし、MFで微調整もできます。
(レンズ側をAFにしておくと、AFでしかピント合わせできません)

ホントはそんな使い方しちゃレンズモーターに負担がかかるのかもしれませんが、
ポートレート撮影において、「AF+MFのピントの微調整」ができるというのはとっても便利で、ついつい多用しちゃってます(笑)。

そうそう、このレンズ、逆光状態だとかなりのハレーションが出ます。
私はハレーション嫌いじゃないので作風として取り入れたりしますが、
ハレーションが気になる方はしっかりとハレ切りをしてやってください。
それかやっぱりAF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDを使うかですね。

なんか、レンズレビューみたいになってきちゃったので、この辺で(笑)。
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