2009/11/30

光と影  デジタルカメラ
写真とは突き詰めると光と影の組み合わせをどうするかのかなと思います。
最近はいわゆるディープシャドーのないゆる〜い感じの写真も流行っていますが、
それでもやっぱり明るいところと暗いところはあります。
シャドーがあるから、ハイライトが効果的に光るのでしょう。
これは屋外撮影でも、スタジオ撮影でも同じです。
ハイライトとシャドーをどう捉えるか。
その間の中間調をどうつなげていくか。
カラー写真の場合、これに色という要素が加わってくるわけです。

その点、白黒写真には色がありません。
なので、光と影だけで写真を構成せざるを得ません。

人間の目はどうしたってカラーでものを見ています。
でも、写真を撮るときには白黒化して見ると、意外にも素敵な被写体に出会えたりします。
最近のデジタルカメラは、ほとんどのモデルに白黒モードが搭載されています。コンパクトデジカメでもそうです。ちょっと写真を考え直したいと思ったときには、白黒モードで撮ってみると面白かったりします。

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スタジオ撮影は光と影を思い切りコントロールすることができるので、
外ロケではできないような写真を撮ることができます。
衣装とバックに合わせ、ライティングを考える。
ライティングだけでなく、露出、ホワイトバランス、ピントのすべてがマニュアル。
写真撮ってるな〜って感じがして、至福の時ともいえますw

ちなみに、カメラはニコンD3X
最近は軽くてちっちゃなカメラを持ち歩くことが多いですが、
やっぱりスタジオではこの手のカメラが一番使いやすいですね。
お仕事カメラとしては一番信頼しています。

このときの写真は玄光社さんのフォトテクニックデジタル1月号(12/20発売)に掲載されます。
モデルさんは、中島愛里さん(トヨタオフィス)。
グラビアアイドルとしてだけでなく、ドラマの出演も決まるなど大活躍の19歳。
真っ暗なスタジオに寝そべると、「眠くなる〜!」を連発する、とっても楽しい娘でした。
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2009/11/24

リコーGXR雑感  デジタルカメラ
先日は3日開催で、リコーのGXRのワークショップをやってきました。
リコーさんからは「良いところも悪いところも正直に話してもらっていいです」と言われていたので、
素直にそうしました。

リコーさんの発表によれば、このGXRというカメラはレンズ交換式カメラではなく、あくまでも拡張性の高いコンパクトデジカメということです。
コンパクトデジカメだと思うと、またいろいろと感想は変わってきます。
でも、まずとにかく楽しいカメラであることは間違いありません。
あの小さなボディでレンズとセンサー、画像処理エンジンの組み合わせを選んで、交換できるというのはとっても楽しいです。
とはいえ、まだ交換できるのは2種類なんですね。
早く3種目、4種目を出して欲しいですね。
4種類くらいあると、これはもう立派な撮影システムと呼んでもいいでしょう。
そういう意味ではまだこれからの商品。
でも、これは仕方がないですね。
旧来からのレンズを流用(?)して使える、デジタル一眼レフカメラとは違い、
すべてが新規なのですから、最初は少し物足りなくても仕方がないでしょう。

カメラの機能としてはかなり本格的なモデルですが、
見た目はやはりコンパクトデジカメです。(ちょっとばかり大きいかもしれまえせんがw)

銀座の歩行者天国で、道の真ん中でカメラを構えていても、
みなさん記念写真でも撮っているのだろうとしか思わないようで、
あからさまにカメラを気にしたり、いやがったりする人はいませんでした。
こういう街スナップでは、威圧感のないカメラというのが大変重宝します。

また、コンパクトデジカメだといいながら、画質はかなり満足できるものになっています。
私の手元にあるのは、まだ最終版ではないようですが、
それでも十分に納得できる画質です。
(今、手元にあるのはAPS-Cの単焦点マクロユニットだけなんですが)

以前使った1/1.7型センサーを搭載する24-72mm相当のズームのほうでも、
かなり遠景までしっかりと解像してくれていました。
このあたりは、そんじょそこらのお手軽コンパクトとは違うんだと実感できます。

また、APS-Cサイズのセンサーを搭載する50mm相当のマクロレンズを搭載したほうは、
これはもう一眼レフ画質といっていいでしょうね。(やっぱりセンサーが大きいと、いろいろとメリットはあるんですね〜)。
このレンズをつけると、いわゆる普通のコンパクトデジカメでは絶対にまねすることのできないボケを楽しむこともできます。
ボケのある写真ばかり撮りたくなってしまうくらいです(笑)。
今手元にあるカメラユニットが、33mmのマクロしかないので、なおさらなのですが、とにかくボケが楽しいです。
唯一の弱点が、夕方以降のちょっと暗くなった被写体では、ちょっとAFによるピント合わせに待たされる点です。一般の一眼レフカメラのコントラストAFに比べれば圧倒的に速いですが、LUMIX GF1などの高速コントラストAFを知ってしまうと、もうちょっとなんとかして欲しいと思ってしまいます。

あと、これ一本しかないと、やっぱりちょっと物足りないですね。
ユニット交換できるカメラで、交換するユニットがないというのはやはり残念です。
なので、GXRを購入するなら最初はズームとマクロの両方を買うのがベストです。
そうしないと、ガチャガチャと合体ロボをして楽しむこともできませんので(笑)。

APC-Cのセンサーに関しては、高感度もかなりきれいになってます。
ISO800くらいは普通のスナップで使っても、まずノイズが気になることはないでしょう。
ISO1600はちょっとノイジーですが、それでもここまではOKという気がします。
ISO3200はさすがにカラーノイズも目立ち出しますので、常用はつらいですね。


1/1.7型のセンサーは、実は手元になくて、感度のテストはしてません。
普段の撮影ではISO400くらいまでしか使わないので、それ以上の高感度で撮ったものが一枚もなかったのです。次回このカメラユニットが手元に来たら、テストしてみたいと思っています。
単純に考えれば、APS-Cよりは高感度は厳しいと思いますけど、
「レンズとセンサー、画像処理エンジンを最適化」という部分がどこまで頑張ってくれているかが気になるところですね。


とにかく新しいジャンルのカメラとして、大注目ですね。
小さなボディでガチャガチャとセンサー&レンズが交換できる。
これは楽しいです。

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銀座の歩行者天国にて。
前から若い男女が歩いてきていますが、ボケボケです。
この大きなボケが楽しくて、そういう被写体ばっかり探してしまいます(笑)。
このボケ感はほかのコンパクトデジカメには無理でしょうね〜w
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2009/11/21

デジタルカメラに求められるもの  デジタルカメラ
最近のデジタルカメラはずいぶんと多機能化してきたように思います。
ハイビジョンムービーの搭載もそうだし、HDR(ハイダイナミックレンジ)機能などもそうです。
これらはフィルムカメラには無かった機能です。
考えてみれば、今や当たり前のようになってしまったライブビュー機能だってフィルムカメラにはありませんでした。もっと言ってしまえば、撮った写真をその場で確認したり、パソコンでチェックしたりという機能すらなかったんですね。
そう考えると、この10年くらいで写真というものに対する考え方というか、常識というものが変わってきてしまったのでしょう。
もちろん、いまだにフィルムを愛用し、自分で現像したりプリントしたりしている人も多いとは思います。
でも、一般的にはデジタルになってしまい、気軽に撮れて、すぐ見られるというのが写真というもののようです。

で、最近、思うこと。
多機能化された機能の中で、どれが自分に必要で、どれは必要でないのか。
それを見極めることが大切なのではないかと。
自分に必要でない機能が「悪」なのではありません。
自分には必要なくても、ほかの人が大変便利に使っている機能もあるでしょう。
ただ、なんでもかんでも付いている万能なものを見つけようとすると、かえって選択肢が狭くなってしまうかもしれません。ですから、自分が何を求めているのかをちゃんと把握することが必要かなと思うわけです。

そしてできれば、カメラは用途に応じて、何種類かのものを使い分けられるといいですね。
コンパクトと一眼。
大型の一眼レフと小型の一眼レフなどなど。
クルマに比べれば、価格も安いし、場所もくわない。毎年の税金もかかりません。
そう考えると、2、3台のカメラを使い分けるというのが一番、快適かもしれません。


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ニコン D3Sで撮影した画像をソフトウエアでHDR化した写真です。
1EVずつ露出をばらして撮った写真3枚から作っています。
D3SにはHDR機能は搭載されていませんが、9コマ/秒という高速連写モードにして、露出ブラケティング機能を併用すれば手持ちで簡単にHDR用の画像を撮影することができます。
私は連写モードを使うことはほとんどありませんが、HDR用の写真を撮るときだけは高速連写が便利だと感じます。D3Sは露出ブラケットの設定も素早くできるのでとても快適です。
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