2010/9/28

オリンパス E-5  デジタルカメラ
フォトキナも終わり、新製品ラッシュは一段落というところでしょうか。
でも、フォトキナは実質的には発売の予告だったり、開発の予告だったりするので、
実際に実機を触っての撮影はこれから先の話になります。
いくつかの機種はすでに撮影してみたりしていますが、やっぱり新しいカメラというのはいいもんですね。
液晶モニターが見やすくなっていたり、カメラとしての機械的な部分が良くなっていたりといろんな魅力が発見できます。

そんな中で、比較的早い時期に私の手元にやってきたのがオリンパスのE-5というモデル。
玄光社 フォトテクニックデジタルの新製品レビューのお仕事で私ところにやってきました。
このカメラ、プロ用デジタル一眼レフカメラということで、高い防塵、防滴性能を持ち、プロユーザーのヘビーユースに応えてくれるモデルになっています。
オリンパスのプロ機はE-1の頃からこのあたりの頑丈さは売りになっていましたが、E-5でもこれは健在。
プロ機らしく、操作感もしっかりしていて、ファインダーも大きくてみやすい。
カメラ本来のあり方を感じることができます。
背面の液晶も可動式になりました。動画を撮るにはやっぱり可動式液晶が重宝します。

E-5になって興味深いのは、マイクロフォーサーズのPENシリーズなどで好評のアートフィルターが搭載されたことでしょう。
アートフィルターは、デジタルカメラならではの機能で、画像処理によってさまざまなフィルターがかけられるというものです。オリンパス以外にもこういった機能を搭載しているカメラはありますが、オリンパスのアートフィルターが一番面白くてはまるかもしれません。撮影モードを変えるだけでこれほどまでに仕上がりが変わるというのが何ともデジタルらしくて、本当に面白いです。

ただ、以前もこの日記で書いたかもしれませんが、このアートフィルターの弱点(?)は、その効果の大きさから、何を撮ってもアートっぽく見えてしまうということだと思います。
しかもそれは撮影者のアートというよりは、実はオリンパスのアートだったりするんですね。
もちろん、被写体を選んだり、露出を調整したりと撮影者の意図が入り込む部分も多くあるのですが、
それよりも画像処理の力が大きく。
以前LensBabyというものが流行りましたが、ちょっとそれみたいな感覚です。

だから、きっとプロはアートフィルターで撮った写真は作品としてあまり発表しないかもしれません。
オリジナリティと言う意味では、非常に難しい撮影モードといえるでしょう。

ただ、ブログなんかに楽しく使うには最高のツールといえるでしょう。
写真が楽しくなることは間違いありません。
お楽しみ機能としては今のところオリンパスのアートフィルターが最強です。

ただ、アートフィルターを楽しむなら、もっと気軽に使えるPENシリーズがありますので、
そのためにE-5を買うというのもちょっと難しいかもしれません。
でも、マイクロフォーサーズ機全盛の今、あえてヘビーデューティなプロ機を出してきたことには拍手したいです。
私もお金に余裕があれば、一台欲しいところです。

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現在のところE-5にのみ搭載されているアートフィルター「ドラマチックトーン」。
文字通り、何気ない風景がドラマチックなものに変わります。
HDR写真のようですが、1回のシャッターでこの画像が生成されるため、
手持ちスナップで気軽に撮ることができます。
ドラマチックトーンを効果的に使うコツはとにかく空の雲を入れることでしょうか。
雲があるとなんでもドラマチックにしてくれます。
PLフィルターとも違って、順光でも逆光でもこのダイナミックな空が出せるのは便利です。

E-5を手にしたときも、これが面白すぎて、半分くらいはこのモードで撮ってしまいました(笑)。

(注:撮影はベータ機によるものです)
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