2010/12/27

正しい色、正しい明るさってなんでしょう  デジタルカメラ
デジタルカメラはどんどん進化してきて、さまざまなシーンで正しい色、正しい明るさが得られるようになってきています。
オートホワイトバランス、オート露出で正しく撮れる。

でも、正しい色、正しい明るさって何なんでしょうね。
写真は「真実を写す」といいます。
でも、真実ってなんでしょう。
測定器で測ったとおりに写ることでしょうか?
「正しい」というのは、その人が見たまま、感じたままという意味なのではないでしょうか。
そうすると、正しさは人によって違うことになります。
ある被写体をみて、その明るさに目が行った人は明るく写ることが正しさだし、
暗い部分に惹かれた人は、暗さが強調されて写ることが正しさなんでしょう。

色も同じだと思います。
正確な発色が必要な場面もあれば、あくまでも印象に近い色がいいという場合もあるでしょう。

カメラ雑誌のテストは、基本的に印象やイメージというよりは、測定器のデータとしての優劣を語ることが多いです。
もちろん、それが間違っているわけではないでしょう。
個人の好き嫌いではなく、中立的な立場で読者にカメラの良し悪しを伝えるには、やっぱり基準が必要だからです。

ただ、カメラを使う人がそれだけに振り回されてはいけないと思うのです。
あくまでも自分のイメージする写真が撮れるかどうかが一番大切なのではないでしょうか。
もちろん、そのためにはカメラが正しく画像データを記録してくれることが必要です。
その上で、自分なりの色と明るさを作り込んでいくのが、カメラを使いこなすということではないでしょうか。

ちなみに、正確な色や明るさにしろ、自分のイメージ通りの色や明るさにしろ、それを見るモニターは正確であることが必要です。
カメラも液晶モニターももっと正確になってほしいし、パソコンのディスプレイは正確な発色ができるものを使い、カラーマネージメントツールでより正確に写真を表示できるようにしなければなりません。
そういう意味では、パソコンのディスプレイこそ、お金をかけなければいけないアイテムといえますね。

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ライカM9で撮った写真を、自分のイメージに近づけるように調整したもの。
はっきり言って、M9は正確な発色は苦手です。
カメラ任せのオートホワイトバランス、AEではまず正確に記録できません。
でも、私にはとっても素敵だと感じる、色と明るさに写ってくれます。
そういうカメラに出会えたことに感謝しなくちゃですね。
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