2011/3/20

もう一つのAPS-Cカメラのあり方  デジタルカメラ
昨日はAPS-Cサイズのセンサーを搭載するデジタル一眼レフカメラは35mmフィルムカメラやフルサイズセンサーのカメラとは違うものですということを書きました。

APS-Cサイズのセンサーを持つレンズ交換式のデジタル一眼レフカメラなら、レンズはズームがいいと思っているのですが、もうひとつこのサイズのセンサーに最適と思っている方式があります。それはレンズ一体型のカメラです。

レンズ一体型のカメラの新しいものとしては、富士フイルムのX100があります。
他にもリコーのGXR(APS-Cサイズのカメラユニット2モデル)と、シグマのDP1x/DP2sなどもそうです。
これらのカメラはAPS-Cサイズのセンサーを採用しながらも、レンズ交換はできません。(GXRはある意味、レンズ交換といえなくもないですが)

レンズ交換が出来ないということは、それだけ不便だということです。
被写体に向かったとき、撮りたくても撮れない絵があるということもあります。
レンズ交換さえできれば、ズームがあれば撮れる写真。
そういう写真も撮れないことがあるのが、レンズ一体型のカメラです。

でも、その代わり、そのカメラに装着されているレンズにぴったりと合う被写体を見つけたときは、レンズ交換式のカメラ以上の性能を発揮してくれることがあります。
そして何よりも、レンズが替えられないことによる割り切りの良さを楽しむことができます。

この不便で楽しいレンズ一体型のカメラにはAPS-Cサイズくらいのセンサーがちょうど良いかなと思うのです。
フルサイズのカメラが出てきたら、それはそれでとっても楽しいと思うのですが、レンズが固定式のためAPS-Cでもほとんど気にならないのです。
センサーとレンズを一体化して設計しているため、画質は素晴らしいです。
単焦点レンズならではのボケと、柔らかな描写が楽しめるカメラが多いのもこのジャンルの特徴です。

レンズ交換できる一眼レフカメラはとっても便利だし、仕事では手放すことはできません。
でも、街歩きのスナップなどでは、レンズが替えられなくて多少不便でもいいかなあと思ったりするわけです。

そんなわけで、APS-Cサイズのセンサーを搭載するレンズ一体型のカメラは、ぜひとも使ってみていただきたいカメラなのです。
また使ったことのない方はぜひ一度お試しください。
楽しさがやみつきになるかもしれません。

もっと色々なメーカーからこういったレンズ一体型のカメラが出てくれば面白いのにと思ったりしています。

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吉祥寺の井の頭公園内にある井の頭弁財天。
そこの片隅にひっそりと佇む小さなお地蔵様。
お辞儀をして、ちょっとだけポートレートを撮らせていただきました。
シグマ DP2sにて。
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