2011/8/8

絞りとシャッター速度とISO感度  デジタルカメラ
写真の明るさ、ボケ、動きは、絞りとシャッター速度、ISO感度の組み合わせで決まります。
ISO感度を固定した状態では、絞りを絞れば、シャッター速度は遅くなります。
ISO感度も絞りも固定した状態では、シャッター速度を速くすれば写真は暗くなるし、遅くすれば明るくなります。
明るさもボケも動き感もこの3つの組み合わせで調整できるのです。

写真を勉強したことのある人にとっては当たり前の話かもしれません。
でも、大切なのは、それを知っていることではなく、被写体を前にして瞬時に組み合わせを選べることなのです。
特にスナップ撮影では、光や背景、動きなどを自由にコントロールできることは少ないため、
これらの絞りやシャッター速度、ISO感度を上手く組み合わせることで、より自分のイメージに近い写真にすることができるのです。

週末の仙台七夕まつりの写真教室で感じたことは、理屈では分かっていても、本当に現場で活用できている人が少ないんだなあということ。もちろん、それを実践できている人もいました。
でも、参加者のみなさんと一緒にお祭りを歩きながら、
「私はこんな感じで撮ってみました」といってその場で写真を見せると、
「どんな設定にすればそれが撮れますか?」と聞かれることが多かったのです。

よく、「カメラの機能などは知らなくても、写真なんか撮れる」ということを言う人もいます。
でも、どんな設定で撮ると、どういう風に仕上がるかということを知っておいて損はないと思うのです。
そのためには、カメラにはどんな設定があって、どんな効果があるかということも知っておいたほうがいいのです。
それがカメラを使いこなすということ。
カメラを使いこなせるようになれば、あとはイメージの勝負です。
被写体を前にイメージを膨らませて、カメラの設定を変更し、イメージ通りに撮る。それがスナップ写真の楽しさかもしれません。

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写真に動きが欲しいかなと思って、街ゆく人たちの流し撮りをいっぱいやってみました。
仙台七夕まつりは、吹き流しのような飾り付けが街中にぶら下がっています。
でも、山車や御輿が練り歩くということもないので、割と静かなお祭りです。
静かすぎるのも寂しいので、写真の中で動きをつけることにしました。

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吹き流しの一部分。使われている和紙もキレイなのですが、そのまま撮るとただの和紙にしか見えないので、ちょっとだけボケを意識して、重なり具合も考えながら、いっぱい撮ってきました。

どちらの写真も私が見て感じた、仙台七夕まつりのワンシーンです。

教室で、こういう写真を参加者の方に見せて、説明をすると、ISO感度とかシャッター速度、絞りとかを一所懸命にメモしてくれていたりします。
ありがたいことなのですが、でも、メモするよりも、イメージに合わせて、臨機応変に組み合わせを選べるようになることが大切だと思うのです。
そのためには、いっぱい写真を見て、いっぱいイメージを膨らませて、いっぱい撮ることが大切なのです。
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