2005/8/26

早い秋の手紙  歌詞



どんな言葉を 交わしただろう
どんな思いを 残しただろう
ゆっくり色を 落とし始めた
木木の葉たちを 眺めていると
幼い頃の 色とりどりの
あの万華鏡の 下に居るよう

髪を変えたり 煙草を替えたり
泣きたいくせに 笑ってみたり
すがりたいくせ 黙って見てた
死ぬほど好きな あなたの背中
不思議なものね こうしていると
思い出なんて 偽物みたい

愛してました なんて言葉で
語れるほどに 昔になって
おかしなものね 今じゃあなたを
弄んでた 気さえするのよ
季節の風に 足を取られて
気の早すぎる 思い出が散る

パンの袋を 抱えた少女
並木の向こう 駆けて行きます
私の昔 少し盗んだ
あなたの様な 落葉を連れて
落とさぬように 転ばぬように
彼女の背中に 私は負ける

手をかざしたら そこに何かが
落ちてくるような そんな気がして
少し待ってた あの日以来の
ジャケットを着て パンプス履いて
あてがあるよな あてがないよな
散歩のそばに あなたが居ます

疲れ始めた 秋の陽射しが
いびつな街の 影に消えたら
あたりは少し 寒くなるけど
今日の私の 胸は春色
初めてあなたを 蹴飛ばせそうよ
落葉いちまい 拾って帰ろう

幼い恋の 終わる記念に
あなたのもとへ 飛ばしてあげる


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2005/8/26

水が溜まる  


混乱した疾患がすべからく俊敏に脳髄の根幹に潜り込む明け方
俺には君の為に吐いてやれる言葉などありはしなかった、もとより
追い求めて届くようなあれではなかったから、それに
本来俺がそんなに固執するべき物事では多分無かったのだろうと思う
君は今頃名状しがたい優越感に包まれて王女の気分で寝床の中
それについてどうこう教えてやることも出来なくは無いが生憎俺は
自分の中に湧き上がるいろいろな色の様々な温度の水を掻き出すのに忙しい
現実も幻想も寝言みたいなものさ、とくにこんなじっとりとした夜の内側じゃ
自分が吐いた言葉のどれほどを信じている、俺は君が思ってるほど人の良い男なんかじゃないぜ
その気になればしっかりと復讐の牙を研ぐことも出来るんだ、なに
これはちょっとした比喩みたいなものだけどね、だいたいのところは分かってもらえるだろう?
俺は君が思っているよりもたくさんの言葉の中から届きそうなものだけをチョイスしているんだ
なぜならそれがこういったことの答えに繋がる手段だと思っているからね
イデオロギーがすべての境界を飛び越えるなんて見当違いもいいところだとは思わないかい
選挙演説に足を止める奴らの気持ちを、君は理解できるって言うのかい?
俺はそんなことに興味は無いんだ、さっきも言ったけれども少し忙しいもので
どんなに生きても忙しさなんて止みはしないものだね、大きい小さいの差こそあれさ
くたくたになるまで生きるたびに、もっと生きろもっと生きろと
後ろから鞭を当てられているような気分になる、まあおそらくそれも無いよりゃマシなんだろうけども
俺はきっとちょっとした偶像みたいなものの素晴らしさを信じているんだ、だってそんなものの中にはたくさんの言葉が本質が
息も出来ないほどたくさんに詰め込まれている気がするじゃないか?
もちろんもう少しお粗末なものを信じることも出来るがね、生憎それじゃ物足りないんだ
目に見えるものを信じたら見えるもののことしか分からなくなっちまうだろ
公共広告みたいな概念を抱いて生きる愚か者なんかに興味は無いのさ、所詮それは質疑応答みたいなものだから
分かるだろう俺が何について話しているのか?掻き出す水が多過ぎて大変なんだぜ
オーイ、少し手伝ってはもらえまいか、こいつはかなり大変な作業だぜ
なに、報酬は弾むよ、俺のありったけの言葉、俺のありったけのフレイバー
どのあたりまで持つか試してみたくはないかい、無限でないからこそ
懸命に吐き出す価値があるって話した詩人はこれまでに居たかな
ねえ少し話しはずれるけれどもさ、パイオニアってのは区別されないものだ、そうじゃない?
俺は意外とそういう言い方って頷きたくなるんだよ、なんのかんの名前をつけていくよりはよっぽどリアルな感触だろう
だからさ、目っていうものはそういうことのためにあるんだよ
ただ歳を取っちゃいけない、そういうのはものすごく恥ずかしいことだ
成長するということはむしろ時間軸を外れるということなのかもな、疑問符を無視するな、行きたい角は必ず曲がれ
俺が人生について言えることがあるとしたらきっとそんなようなことさ
分かるかい…まあ、この際それはどうでもいいや、当面やるべきことは
この忌々しい水を残らず外に捨てること、ねえ、もし良かったら
少し手伝ってはくれないものかね?

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2005/8/18

夏のきらめきのワルツ  歌詞



新しくなった海沿いのカフェ サーフ・ボードを抱えた
小麦色の肌の彼氏彼女 カフェオレのグラスが
水平線の遙か向こうの 思い出を反射する

あなたの憧れだった常夏 ビーチ・サンダル履きっぱなしで
あの夏の海辺みたいに キラキラ笑っているのでしょう

午後の風、時を止めるみたいに 私の中を太陽で満たして
夢追人に寄り添えなかった 臆病者、慰める様に

堤防沿いをずっと歩いて 髪を風に遊ばせる
あの日の先が見つからないのは 渚が眩し過ぎるせい
しがみつきたいわけじゃないけど サヨナラの決意も無い

曲がり辛いとぼやいていた 外れのカーブついこの間
キレイな広い道になったよ 遠くに浮かぶ雲がかわいい

波打ち際の甘いパラソル 恋人たちの夢の隠れ家
北へ走るお洒落な車 寄せては返す波のワルツ

午後の風、時を止めるみたいに 私の中を太陽で満たして
夢追人に寄り添えなかった 臆病者、慰める様に

あなたの憧れだった常夏 ビーチ・サンダル履きっぱなしで
あの夏の海辺みたいに キラキラ笑っているのでしょう



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