Big town, small hands.  









なんとも酷い調子で泣いてる赤子と
逆上せ上がった野良猫の鳴き声が語ろうとする丑三つ
ピンポン球がぺこぺこ跳ねて
無軌道に騒ぐ天井と自分までの間

I,W,ハーパーが横文字で笑いながらぐちゃぐちゃにかき回した視界
『なんだっつうんだよ』アンチ・ヒーローがセブンスターの空箱をくしゃっとやって
摩天楼の暗闇に毒づいて見せた
ああ、『カット!!』で終わる長い苦悩の恨めしや
舌打ちしたら口の端から涎が落ちた

あぁ、なんつうんだ、こういうの、不貞腐れとか自暴自棄とか
せめてもハイカラに呼ぶように努めてあげたい
洗ってない髪はヒジキのようにごわついて
流しの水を浴びせたが寝苦しい夏はそこまで来ていた

案の定、あんじょうやり損ねて
汚染済みの河のように妙な空気がボコボコ泡立つ
石つぶてで壊したなぁヘドロの河
あれから何年経ったのだろうか
想い出に潜り込んだら酔いが酷くなった

繋ぎの甘い天井見てたら
懐かしい娘の顔浮かぶ
ありゃあ初恋だった
確か転校生だった
滅多やたらに好きだと言いたい子供だったなぁ
言わなきゃ良かったなんてことばかり
記憶の底で膿んでくもんだなぁ
ねんねんころり子守唄
謡ったあの人もう遠く
まぶたを閉じていきました

クロス・ロードで何とか
ミシシッピのほとりで何とか
ニワカ仕込みのアメリカ並べて弦を弾いているうちに
故郷の住所を忘れてしまった
どっちにせよもう何にも無いけど
いつのまにやら綺麗になってた
寝床がなんだか懐かしいなぁ

不思議と今でも嫌いになれないあの曲のバッキング、デデッ
俺はとっくにあそこを過ぎてきちまった
足りなかろうが拙かろうが
今はとにかく眠るしかない
早い宿酔いさらに注いで
昨日の扉を蹴り飛ばす
さよなら、ジャージー、カリフォルニア、明日の歌を唄います
米の飯でもヘイベイビー
誰かがたぶん

無駄じゃないって



おひねり
投げてくれるからさぁ









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