2006/8/11

いつしか見送ってばかりになるのかもしれないね  








少しさまざまなものに囚われすぎた午後、二階から見上げた積乱雲の頂点
八百万の総括のような太陽が二度目の日の出を果たしたのでどうにもいたたまれない気分でアイスのカフェ・オレを息継ぎ無しで飲み込んだんだ
猛暑、各地で熱中症、今年もまたこれ言わなきゃいけないのねといった調子で女子アナが
とても必要があるとは思えないきちっとした目線でそう話した
津波のように襲い掛かってきそうな雲を避けるためにカーテンを引いたけれど、すぐに暑くなって風を入れるためにまた開けた
襲いかかられるまぼろし、いつかの夏もそんな妄想に転げまわったっけ
無理して食事をしたら胃袋がでっかいカシューナッツになったんだ
肉と皮ごしにばしばし殴りつけたけれど
そんなもの内臓まで到底届くわけは無いよね
憎しみでも抱いてるんならまた別だろうけどさ
心霊手術が出来たらな、引っ掻き回してチューンナップするんだけどな、だけどどっちみち気をつけなくちゃいけないことが沢山あるんだろうからこの部屋じゃまあ無理としたものなんだろうな
だけど、引っ掻き回してみたいって願望は常にあるんだよな
郵便配達が手紙を落とす、ポストはいつでも究極の受身で入れては出されて入れては出されて
あーあんたみたいなやつをもう一人知ってるよなんて話しかけてしばし自己嫌悪に陥る
朝にはもう少し涼しい風が吹いていたんだけどな
冷風扇なんて糞の役にもたちゃしねえ
ああ、暑いな、季節のことはいつも独り言にしてしまう、みっともないから止めなって友達にはよく言われるんだけど
近頃地球は狂ってるらしくて
夏はとことん暑く冬はとことん寒い、四季折々はそろそろ崩壊するかもな
そのせいか最近人を見送ることが多くて
作法もそこそこ覚えてはきた…人を見送るほどに生きてしまったのだなぁ
台風がどうのこうのと五月蝿く言っていたけどどうやらすっかりそれてそのこと自体は別に悪い気分じゃないけれど
まといつく汗だけは何とかならないものか
昔よりも頓着することが少なくなった、しかしその代わりに
些細なことで人を憎む機会が増えたような気がする
コミュニケーションという単語はとっくの昔に俺に愛想を尽かして逃げていった、あの人もしばらくは仲良くしてくれているけど
俺の陰口を話しているのをなんか聞いたような気がする、気のせいだったらいいんだがって常々思っているんだが
まあそんなこと考えたってどうなるもんでもないやね
嫌われることにはとうの昔から慣れていて、それもこれもわけも無く嫌われることが多かったからなんだけど
どうやら人の真似が出来ないことが原因らしいよ
まあそんなこと考えたってどうなるもんでもないやね
今日何度まで上がるって?あーん、安いやつでいいから温度計を買っておけばよかったよな、知りたい気分ってのはいかんともしがたいや
馬鹿になって生きるのもいいが
馬鹿になると出来ないことがやたら増えるので
俺はまあ一生懸命抱えていくことにした、まあそんなこと決めても
どうなるってもんでもないけどね


おっと
雲が居なくなっちまった








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