裁判員制度も始まったし、ヤレヤレ。
総選挙の時に最高裁判事の信任投票をやりますね。
投票所の壁に貼ってあるポスターには何人もいる判事の顔写真を並べて簡単な経歴を書いてあるだけ。
そしてね、信任を問う方法が、不適当なものに×を付けよ! ってもので、×をつけなければ信任したことになります。
このやり方じゃ、まず不信任なんて起こりっこない。
株主総会の議案承認も同じシステムですよ。
経営陣が自分に都合のいい議案を並べて、一般株主は何が何だかよくわからないから何にも書かない(つまり反対と言ってないわけだから)と賛成になっちまうわけだ。
権力者と言うか提案者にとっては、これ以上の都合のいいシステムはなかなかないだろう。
反対に、信任なら○を付けよ! が面白い。
何も書かないと不信任になる、何も書かない奴らが一番多いに決まってるから、そうなるとなかなか物事が決まらなくなって、往生しますわな。
己の身を以て大変さを経験すれば、自然にまともな議論ができるのと違いますか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090803-00000535-san-soci

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