2012/9/28
私の場合、仕事でも国内各地への出張があるので、九州も数年に一度位は訪れる機会があります。直近では昨年のGWに行ったのが最後かな。
ただ、同行のFe仲間である最年長のシービー御大はお初。ウサピョンは国鉄時代に行ったきりの、30年ぶりの再訪とのこと。そんな事もあるので、短い時間内でとにかく多くの列車を押さえられる行程を考えて見ました。元々、旅の行程などを考えるのは苦にならない方なのですが、如何せん今回は時間との戦いとなりそうだな。しかし、最初の飛行機移動が遅延してしまうと中身がハチャメチャになってしまうので、まずそこが関門ですな。
当日はそんな心配も無く、エアアジア便は10分ほど早着の8:50に福岡着。
初日は九州漫遊きっぷを使用して3人で同一行動。この漫遊きっぷ、九州内の私鉄も乗れるので、使い方によっては近距離の移動だけでも使い勝手は良さそうです。お一人様3,500円也。
ただ、福岡空港内に旅行代理店が無いので、空港から博多まで地下鉄移動の場合は250円を負担しなくてはなりません。博多駅で切符購入にちょいと手間取ったものの、目標の1本前の列車に乗車。

まず向った先は、鹿児島線の原田駅。
福岡近郊では天拝山〜原田間の撮影地が有名なので、そこを狙います。ここだと、その後の移動も都合が良いんですよ。
しかし、タクシーに乗ったら撮影場所を次々回ってくれてたのにはビックリ。それなりの人間が訪れてる証拠ですね。

これは私も撮りたかったやつなんですが、後ろは切れるし撃沈。
今回はこの一本が唯一撮影可能だった「ゆふいんの森」。次の機会に持ち越しだな。

天気予報は完全な晴れ予報だったのに、空はこの通り。
EF81の400番台は初ゲットです。

曇ってるので、上り列車もそれほど逆光にはならなかった。
これも今回唯一の「ゆふ」ですが、「くまがわ」となんら変わりない。

黄色帯が無くなってしまい、面白味には欠けてしまったかも。
緑の中では良く目立つ列車ですね。

彼岸花が咲いてたので、無理矢理入れては見たものの・・・

次なる目的地に向う前に西鉄の写真も。時間が押してたので、滞在時間は10分も無かったかな。
これだけ撮って、そそくさと西鉄桜台駅へ。

予定通り、西鉄天神駅へ到着。
昼飯など食ってる時間はありませんよ。
さあここから市営地下鉄の天神駅へ急ぎ足で移動です。地下鉄でさえ1本乗り遅れると、目的の列車が撮れなくなりますからね。
vol.2へ続く・・・


2012/9/24
九州となるとそれなりに距離もあるし、コスト的にも数万円の旅費は覚悟しなくては思ってましたが、この夏より成田ベースのLCCが就航。これを上手く使えば旅費は圧縮できるかなと踏んで、早速予約を入れて実行への運びとなった訳です。
もちろん、海外、国内ともLCCを利用するのは初体験。
まず、結果的な料金ですが、受託荷物無しの座席指定ありで成田〜福岡往復15,000円を切る金額で発券できました。まあ、大手航空会社ではまずこの金額は無理でしょうね。ただ、その分いろいろと制約も多いし、それなりの気構えが必要でしたけどね。
今後利用する人もいるでしょうから、その辺の実体験を少し記事にして見ます。
今回利用したのはエアアジアジャパン。とにかくリーズナブルにを考えると、まずネット環境が必須になります。一部の旅行会社でも取扱いがあるようですが、これは話しにならないほど高額になるのでLCCの意味が全く無いです。
エアアジアは航空券に定価が無いので、予約を入れる日にちによって変動があります。そんなんで、数日間は値段をチェックしつつ予約のタイミングを待ってました。もうこの辺だろうって時に3人分をネットで予約。
予約から支払いまでの項目がまた複雑で、一つ一つチェックしながら進めないといけません。今回はとにかく安くを目指してたので、300円の座席指定のみ利用。カードの決済が終りやっと確定。
さて、あとは乗るだけなのですが、何しろ時間制限が大手とは違って早めに締め切られるし、遅刻しても救済措置はまるで無し。成田7:00発のJW8541便に乗るためには果たして何時に空港へ到着しないといけないのか悩むとこです。
結果的には、成田駅近くのホテルに前泊して空港へ向うこととしたのですが、LCC就航に伴ってホテルも格安の送迎付きパックを売り出してるので、それほど負担が大きくなる心配もありませんでした。

金曜の夕刻に成田にそれぞれ集合。
駅近くの居酒屋で前夜祭となります。しかし、スカイアクセスが開通したお蔭で京成成田へ向う優等列車も少なくなったんでしょうね。青砥から佐倉まで座れませんでしたよ。
翌朝、5時過ぎにチェックアウト。ホテルのマイクロバスで空港へ。
事前にWEBチェックインを済ませボーディングパスの印刷もしてきたので、そのままセキュリティーゲートへと入れるとのこと。係員に聞いてみたところ、手荷物なしでプリントアウトを持っていれば20分前に到着していれば大丈夫という話でした。他の乗客が裏紙でプリントアウトしたのを持ってましたが、それは使えないと言われてたので注意が必要です。
セキュリティはエアアジア専用なので、待たずに通過し仮設テントのウエイティングルームを通りバス乗り場へ。

最後の連絡バスが出たのは出発10分前。
もう少し人が多ければ、タラップ前で飛行機の写真撮れたのですが・・・
そして機内。レッドシート以外のスタンダード席はほぼ満席。座席のシートピッチはさすがに狭くて1時間以上同じ格好で乗ってるのはちと厳しいかなー。私ゃ次使う時は非常口近くのレッドシートを選ぶだろうな。
福岡へは定刻より10分ほど早着し、無事土曜日の日程をこなす事ができました。

座席指定までするとこんな感じの予約確定画面が出ます。
まあ、とにかく人の手を煩わせないようにすることで格安な料金を提供してると言うのが良く分かります。
エアアジアは機内への飲食物の持ち込みは禁止とうたわれてましたが、意外とペットボトルなど持ち込んでる人を見かけました。本来なら機内販売でのみ提供なのでクレームものですが、CAも容認してた感じ。ただ、乗るほうもその辺は汲んであげてルールは守らないといかんですよね。
帰りの便ではシービー御大がビールを購入して売り上げに貢献してきました。しかし、こんな事でも事前予約してると安くなるようです。
今回始めて利用して見ましたが、旅行など時間的に余裕がある場合LCCはホントに利用価値大です。短い国内線など余計なサービスなど無くてもよいし、安全に運んでくれれば十分。
サービスを望むならJALやANAに乗れば良いし、今後も住み分けは出来そうな感じです。個人的にはツアー客が酒飲んで大騒ぎしてる機内より個人客ベースのLCCの方が乗り心地は良かったりしますけどね。


2012/9/18
今や横川までの区間は盲腸線となってしまい、普段は普通列車が走るだけのローカル線と化した信越線。以前の面影は複線と長編成が停車できるホームに見られるだけですかね。
さて、向った先は以前に一度撮った事のある松井田〜西松井田間。ここは駅間も短いし、歩いて行き来するのも容易い場所です。
現場に着くと既に三脚が並んでます。まあ、こんなとこでも結構人が来るのにビックリだな。

横川に向う回送ですが、外付けのマークなんで関係なし。
しかし、私ゃどうも取って付けたような「そよかぜ」マークが不釣合いに見えてしまって・・・

やっぱりこの時の「あまぎ」の文字マークが一番秀逸な印象があるな。

そんな事もあって、折り返しの本運転は横気味に撮っては見たものの、何か中途半端になってしまったか。
しかし、この「そよかぜ」の157系時代をリアルに記憶してる方々ってどのくらいいるんでしようかね。私ゃ既に半世紀を過ぎてますが、157系は「あまぎ」と「白根」位しか写真に撮ってません。

やっぱり私の世代だと「そよかぜ」と言えばこの181系でした。
当時、信越線へ向う特急は全て高崎に停車してましたが、この「そよかぜ」だけが大宮を出ると横川まで無停車だったんです。おまけに短距離なのに全車指定席でしたし、憧れの特急でしたよ。もちろん乗った事など無かったですけどね。

その後は幕張の183系が引き継いで、自由席も登場したと記憶してます。停車駅も増えたのかな。

さらに時が進むと189系となったようです。この頃までしか記録してなかったようで、53年以降のイラストマークについては1枚も撮ってなかった。
そんな事もあって、この189系は今も残ってるし、個人的には是非これで「そよかぜ」でもやって欲しいとこですよ。


2012/9/12
閑散期に合わせて販売されてるとは思いますが、有効期間内に週末が2回入るし平日のみでも使えるので、上手く出張など当れば使い出はグッと広がりますね。
今回購入したのはJR東日本全線とJR西日本の北陸地区が乗り放題のパス。4日有効で15,000円也。ただ、今回は遠出を考えて無かったので、4日間を自宅を基点に日帰りコースで利用して見ました。
新幹線を含む特急の自由席は制限無く乗れますが、指定席は有効期間内で6回のみなので、上手く考えて使わないといけません。
まず、利用開始の7日(金)。
この日は展示の仕事で幕張メッセまで出かけなければならなかったので、その旅費に充当。当然、特急を利用しない手はありません。
●東京→海浜幕張 「わかしお17号」自由席
●海浜幕張→東京 「わかしお24号」自由席
●東京→武蔵小杉 「成田エクスプレス44号」指定席1回目
まあ、外出経費としてはとても認められないような贅沢ですかね。
翌8日(土)。
臨時の「そよかぜ」が運転されるとの事でしたから、それを撮りに信越線へと撮り鉄に向います。
この日、大船からの臨時特急「みなとリゾート草津」も運転日なので、こりゃ良いわいと事前に指定券を購入。

最寄の武蔵小杉から乗れるので楽々です。LEDのマークは"みなと"の文字が出てなかったですよ。
●武蔵小杉→高崎 「みなとリゾート草津」指定席2回目
高崎からは松井田まで普通で往復

土曜日の夕方って意外と混んでるようなので、ここも指定かな。
●高崎→東京 「maxとき330号」指定席3回目
翌9日(日)。
撮り鉄と温泉目掛けて中央線へ。

新宿からじゃ芸もないしと、横浜からスタート。
●横浜→小淵沢 「はまかいじ」指定席4回目
始発駅から乗る分には自由席で十分だったかな。小淵沢で小海線を撮影。
●小淵沢→茅野 「あずさ13号」自由席
実は富士見駅に行きたかったのですが良い時間の普通が無かったもので、茅野まで行って逆戻りコースを選択。富士見にて撮り鉄。

富士見から普通列車で下諏訪へ。
温泉でリラックスして帰路へつきます。下諏訪の温泉は何処も200円とリーズナブルですよ。

本来ならスーパーでも乗りたかったのですが、下諏訪って停まらないんですね。
●下諏訪→錦糸町 「あずさ30号」指定席5回目
新宿で降りずに錦糸町から横総線で帰ります。乗ったのは千葉行きの「あずさ」ですが、錦糸町から先は空気輸送。
翌10日(月)。
平日でしたが、仕事を午前中で片付けて昼過ぎから無理矢理出かけます。
特に行く場所は決めてなかったので、東京駅についてから考えましょ。

ちょうど「あさま」が出発直前、そのまま乗り込みます。
●東京→軽井沢 「あさま527号」自由席
きっと涼しいだろうなーと思い軽井沢で下車。やっぱり東京とは気温も全然違うな。

外に出て見たら何と169系が停まってたので、こりゃ乗るしか無いなと小諸まで乗車。しなの鉄道はパスでは乗れないので別料金を支払います。

帰りはパスが使える小海線で佐久平へ。
●佐久平→東京 「あさま542号」指定席6回目
これにて上手く6回分の指定席も使いきり4日間のお遊びも終了。
次回は新春の1月後半に販売が決まってるので、また出かけるでしょうね。しかし、この手の切符はオッサンになって唯一喜べる特典ですよ多分。


2012/9/5
先日の韓国旅は街並みを中心に撮影してきたので、鉄に関してはついで程度にしか撮って来ず意外と枚数は少なかったかな。まあそんなんで、全て駅撮りのみと言う結果に終わってしまいました。
しかし、お気軽に撮影できる場所としては駅撮りが一番楽なので、少しでも参考になればと紹介してみましょう。
前の記事にも書きましたが、ソウルに来たのは4年ぶり。まず戸惑ったのが近郊切符の買い方。
確か前に来た時はまだ販売窓口があって、拙いながらも行き先を言って磁気切符が購入できました。ところが今や駅はほぼ無人化されてしまい、使いまわしのICカードを発券する自販機のみが設置されてる状況。
ただ、その券売機画面には有り難い事に「日本語」なるボタンがあって購入に際して音声と共にガイドしてくれるのですが、行き先の駅名を検索するのが一苦労なんです。ローマ字読みで探していくのですが、漢字で書かれた駅名を何と読むのか分からず、そりゃー大変でしたよ。
韓国も日本同様に駅番号が降られてるので、その番号で発券できれば簡単なのにね。あと、切符には500ウォンのデポジットが必ず付加されるので、改札を出た後に清算機に投げ込む必要もあります。
前置きはこれぐらいにして本題へ。
東大門から仁川への切符を購入し、途中で何処か撮れるかなと思いつつロケハン。しかし、以前来た時は地上区間にはまだホームドアなど無かったのに、今じゃどの駅もホームドアになってます。ホーム端もガラス張りになってるとこもあったりして駅撮りも簡単じゃなくなったかな。
そんな事情で結局、京釜線との分岐駅である九老まで来てしまいました。
ここはまだホームドアでも無いし、通過する快速線が良く見渡せるのでまあまあの感じ。早速、ソウル方面のホーム端で撮って見ます。
まあ来るのはKTXが多いこと。
在来線の優等列車は益々数を減らしてる感じですな。
標準レンズで撮るとこんな感じ。
線路上に邪魔な構造物が無いのは良いが、カーブが中途半端かなー。
結構待ってやっと来た、ムングファ。
やはりアメリカンスタイルの機関車は迫力が違いますね。特別塗装の機関車をゲットできたのはラッキー。
この7000型は初ゲット。しかし、ボロボロですな。
他のアメリカンスタイルとは異なる箱型なので、淘汰されてしまう可能性も高そうだな。
最新鋭のKTX−山川。
しかし、顔付きが怖いです。今後はこれが次々増備されてくんでしょうね。
小一時間ほどホーム端で撮ってましたが、まあ韓国一の大幹線ですから本数は多いしと飽きずに撮れますよ。
この区間も時間によっては貨物も走ってるようですし、その辺まで分かればもっと効率が上がりそうですね。

