初の関西ライブハウス興行。エロージャズ、やっと本拠地の関西でのライブが開催される事になった。お披露目のStudents Jazz Festivalはイベント内での出演。お客さんと近い距離で熱いライブをしたかった。その願いがこの日、叶った。
場所はSTAGE。JR伊丹駅前のジャズバー。ビッグバンドのライブもやればコンボのライブもやる。立ち見だろうがやる。ちょっと曲者(失礼!)のマスターが経営する、良いハコである。何故曲者か。
ライブ前に少し早く店に着いたので入店し、お茶でもしようと飲み物を頼もうとしたら、
「もうめんどくさいから、外で飲んでくれ!」
面食らってしまった。なんて商売っ気の無いお店なのだ。しかしこの日のライブにかける意気込みがそうさせるのだろう、なんだかテンションが上がってきた。
■エロージャズセットリスト
1.Shiny Stockings
2.Freckle Face
3.A Little Tempo,Please
4.Makin' Whopee!
5.Vine Street Rumble
6.Moten Swing
7.Let's Have A Taste
8.Sweety Cakes
9.Pensive Miss
10.Cute
11.What Kind of Fool Am I?
12.Back To The Apple
13.How High The Moon
14.One O'clock Jump
Enc.
1.Splanky
2.Whirly Bird
さて、今回は私の母校・甲南大学Newport Swing Orchestraとの対バンである。これは私の6年来の夢でもあり、後輩に良い所を見せたいという意地と、早く乗り越えてほしいという親心の錯綜する願望である。一度、その機会に恵まれそうだったのだが、あいにく私の出張により、欠席してしまったのだ。なので非常に燃えている。初関西ライブ、母校との対決、なぜに盛り下がろうか。血が沸騰していた。
リハもそこそこに済ませ、甲南のリハを少し眺めた。前日もライブで朝まで打上げだったそうで、テンションはかなり低い。別にリハは低くて良いが、本番まで低かったらケツでも蹴ってやろうと思っていた。人様から金取ってしんどい演奏なんぞする事は普通に許されない。さらに母校の人間がそんな事をしたら…と思うと、さらに血が沸騰した。
甲南のリハも終り、腹ごしらえに出た。なかなか良い店が見つからなかったが、隠れ家的蕎麦屋を発見、エロー一味はそこに入店した。
かやくご飯と冷たい出汁に入った山菜蕎麦を頂いたのだが、この蕎麦がかなり上手かった。ライブ前にご満悦、既に家に帰って布団に入りたいまったり感に包まれた。
■伊丹決戦レポート
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