〈名字の言〉2020年3月21日  

〈名字の言〉2020年3月21日
「出会えたね。とびっきりの一冊に。」――来月23日から始まる「こどもの読書週間」の標語だ。
主催する読書推進運動協議会が先日、「子どもと本をつなぐみなさんへ」との一文をホームページに公開した
▼臨時休校や外出の自粛など、閉塞感が広がる中で「こんなときこそ、子どもたちに読書をすすめ、不安を乗り越える力、生きる力を身につけてほしい」として、「子どもたちに読んでほしい本、子どもたちが笑顔になれる本の情報を届けてください」と訴えている
▼「読書は自分と異なる視点を手に入れるのに役立ちます」と語るのは、明治大学教授の齋藤孝氏。
円すいは上から見ると丸だが、横から見れば三角に見えるように、視点が変われば、物事の見え方も大きく変わる。
氏は、読書によって「厚みや深み、広がりのある視点を持つことができる」と(『読書する人だけがたどり着ける場所』SB新書)
▼休校や図書館などの休館が続く。子どもたちの心身に少なからぬ負担が掛かる今こそ、良書に触れ、心の視野を広げることが大切だ
▼池田先生は「一人の人間が、実際に体験できる人生は一つしかないが、読書は、あらゆる人生を教えてくれる」と。
親子で語り合いつつ、わが家の“とびっきりの一冊”を見つける春に。




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