今日の言葉  

「わが子が言うことを聞かず、思うような子育てにならない」と嘆く母親がいた。

長年、幼児教育に携わる友が助言を。

「『子育て』というよりも『子育ち』と捉えましょう」

子どもは本来、「成長したい!」と思っている。

親の役割は、子どもの“自ら育つ力”を信じて愛情を注ぎ、励まし、その子らしく育つよう見守ることだという。

「花と同じです。水をやって、太陽の光を当てて、たまに周りの雑草を抜いてあげればいい。大人の思うようにコントロールしようとすると、かえって花はきれいに咲かないものです」

こうあってほしい、こうなってほしい、こうだったらいいのに……と思ってしまうのが親心。

だが子は親の分身ではない。

子には子の思いがあり、個性があり、人生がある。

仏法が説く「桜梅桃李」とは、その人が最もその人らしく使命の花を咲かせられるよう、個々の生き方を尊重する哲理だ。

子育てに限らず、人材育成もこの視点から問い直すことで道が開けていく。

御書に「餓鬼は恒河を火と見る人は水と見る天人は甘露と見る水は一なれども果報に随って別別なり」と。

同じものを見ても、境涯によって捉え方は違う。

会う人全てを“無二の花”と見ることが、人を育てる出発点と心得たい。
クリックすると元のサイズで表示します



この記事へのトラックバックURLはありません
トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ




AutoPage最新お知らせ