食べすぎに注意!!
私たちの体には、熱を産むメカニズムがもともと備わっています。にもかかわらず、なぜ、
現代人の体温はどんどん下がっているのでしょう?
その理由
C食べすぎ
食べ過ぎたとたんに眠くなったり、疲れがどっと出たりした経験はありませんか?
人間は、ものを食べたり飲んだりしないほうが頭が冴え、仕事や家事、趣味などに集中できるのです。
「体力をつけなくちゃ」「腹が減っては戦ができぬ」などと途中でご飯をたらふく食べると、そのあといきなりやる気がなくなったり、ペースダウンすることがよくあります。
これは、胃腸の働きをよくするために、血液が胃腸の壁に集中して流れ込むため。その結果、脳や筋肉へ配給される血液量が少なくなり、その分、
体熱が低下してしまうからなのです。
「腹八分」で小食に抑えるなら問題ありませんが、「満腹になるまで食べないと気がすまない」という人や、間食やダラダラ食いの習慣がある人は
要注意。
体熱の低下はさまざまな病気を誘発する原因になります。特に現在療養中の人、持病のある人などは、過食を続けているとなかなか病気が治りません。
食事量を少なくして胃腸以外の臓器への血流を促し、体熱を上げてください。
「体を冷やす食品」ばかり食べるのも、体を冷やす大きな原因の一つです。食べ物にも陰性・陽性・間性があり、
陰性の食品ばかり食べていると、どんどん
体が冷えてしまいます。
果物でいうなら南国産のバナナやパイナップル、ミカン、メロン、トマト、スイカなどは、すべて体を冷やす陰性の食べ物です。沖縄など暑い南国で食べるなら問題はないのですが、それ以外の地域の人が日常的にたっぷり食べるのはおすすめできません。
パンやケーキなど、白っぽくて柔らかい食べ物も、体を冷やします。
「食べ方を変える」と病気が治る!石原結實の「体温革命」より

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