◎端午の節句といえばしょうぶ湯◎
男の子のたくましい成長を願う
端午の節句。もともとは豊作を祈願する女性に代わって炊事洗濯を男性がする、
女の祭りの日だったのです。
女性たちは
しょうぶやよもぎを浮かべた湯につかってからだを清め、田植えの安全を祈願したのでした。
しょうぶの根はそのまま
漢方薬になっているほどで、お風呂に浮かべる葉っぱも基本的な成分は同じ。香りの成分は
疲労回復に効果あり。
鎮静作用で緊張をほぐし、
リラックスには最適です。
スーパーや花屋でしょうぶを買うとついてくるよもぎは、
美しく潤いある肌をつくってくれ、肩こり、腰痛、神経痛に効果あります。
浴用剤のなかった時代、しょうぶ湯はからだを中と外からきれいにしてくれる
アロマ湯だったのでした。
おばあちゃんの知恵袋より

0