育児語でコミュニケーション
赤ちゃんをあやしても、なかなか良い反応が返ってこないこと、ありませんか。
実は赤ちゃんが反応しやすい話し方のコツがあります。
母親がよく使う「〜しましょうねー」といった、地声よりトーンの高い、抑揚の付いた口調、「育児語」です。
これは「マンマ」「ワンワン」など、幼児の話し言葉のような「幼児語」と区別されています。
ではなぜ、この育児語に興味を示すのでしょう。
それは乳幼児にとって、高くて強弱のある声が認識しやすいからだといいます。
人の聴覚は経験や成長に伴って、雑音を排除できるようになります。
物事に集中し過ぎるあまり、名前を呼ばれても気が付かないなどがよい例です。
しかし、このすべを持たない乳幼児は、周りの音すべてが耳に入ってきます。
話し掛ける声が地声では、ほかの音に埋もれてしまい、聞き分けが難しいのです。
このような話し方を意識するだけで、子供の反応に変化が見られるはず。
たくさん声を掛けて、コミュニケーションを図りましょう。

赤ちゃんに対する赤ちゃん言葉はそれなりに意味があるんですね
くらしっくすより

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