球界の問題点について、まとめたモノを出す
と言っていたモノが、ようやく形になった段階である。
論文でもなければレポートでもない、主観が主に入っている
個人の文章なので、あしからず。
でも球界の事を考えれば、まずマーケティングの事知らないといけないし、球界の発足時の状況なども知らないといけないし、TVメディアとスポーツの発足時と現在の関係性も知らないといけないわで、色々と知らないといけない事ばかりなので、「無知」を改めて思い知らされた次第。
で改めて勉強している内に、やはりメディアの問題生を感じる。
パリーグにおけるプレイオフを中継しない理由として、フジが言った「野球は世間のニーズに合わない」という言葉。
これだけは、絶対的な「疑問」を感じるのだが、その理由として
・ニーズとは、日本全体か?関東地区か?地方か?
・視聴率が取れないとされる野球のソフトは何を差しているのか?
・視聴率が取れるように、工夫を施して来たのか?
と大体の疑問が、こういう形なのだが
TV東京で放送されたプレイオフは関東でも福岡でもかなりの数字を取れた。
一方の地上波が中継する巨人戦の放映権が1億とされていて、その元を取るには約13〜15%の視聴率を稼がなくてはいけない。
しかし巨人戦の視聴率は10%にも満たない数字に終わり、TV局としては大きなマイナスを被る形となった。これによって「ニーズ」を持ち出し、放映中止したり深夜の録画放送という形にTV局は、野球中継に対してシフトチェンジする形となる。
だがプレイオフの放映権料は、約2000万と言われ、10%以上の視聴率を稼いだら大きな儲けとなる。だからTV東京は今回プレイオフを中継した事によって、大きな儲けを出し大成功を収めた事になる。
TV東京がヒットしたのは、解説に野村氏という「野球博士」を連れてきた事も要因にあると考えたら、視聴率を上げる時の「重要な要素」とされ、野球解説者というのも「視聴率」を上げるソフトとしてこれから重要になるのではないか?と。
そうなれば「解説者」にも充分な勉強を要求され、人と違う解説を身に付ける事が必要とされる。それが出来ない者は淘汰される、ある意味解説者も「プロ化」の時代へと進むのかもしれないし、僕はそういう形を望んでいる。
「
野村スコープ」みたいな素人では考えられない、プロとして経験則を活かした技を解説者が披露する。
これだけでも「視聴率」なるモノを上げる効果として、少なからずでもあると思うが。
野球界側にも、とにかく「視聴率」を取りやすい試合を出きるだけ増やすようにしなければいけない。
いくらTV局が視聴率を上げるために努力しても、肝心の試合が台無しでは話しにならない。その時に始めて「ニーズに合わない」という理由が生じ、中継カットをする正当な理由となるだろうと。
メディアに取り上げられるものは絶大な効果をなすが、メディアが垂れ流すものは悪影響を及ぼす。
今後メディアが野球との関係をどうして行くのか?についての思いは、後で書くが正直野球の試合性を考慮して、事前に盛り上げる特集「
トヨタカップ・バレーボールのW杯」みたいな事前特集などを充分にして、野球を恒例事業からイベント事業へとみなした放映スタイルを取るTV局があっても良いだろうと。
どこの局も同じように「巨人」中心に中継するから、そこが駄目なんだと。
巨人戦の垂れ流しによる巨人戦の視聴率低下と、野球のニーズは全く繋がらないものだという事が、今回の言いたい事。
「野球を見せろ!」というのではなく、「野球の価値を落とす行為や発言」を簡単にメディアの人間がしたから、それについて疑問を覚えた次第。
日本という国柄はスポーツを成長させられない、スポーツは産業にはならないとなってしまえば、多チャンネル時代を目論み「ソフト作り」にてんてこまいしているTV局側にとっても、大きな被害こうむるのだと。
視聴率が取れないから「カット」するだけの対象物としかスポーツを見ていないのなら、TV局の放送理念そのものに対して「疑問」が出てくるわけで、それについても書く事になるから、そうで無い事を祈りたい。

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