試合時間短縮問題は後にして、少し日曜の甲子園観戦記でも少々。
先週の日曜に今年初の甲子園観戦。
カラオケやバカ騒ぎが主流となった花見が大嫌いなので、己の春の一代行事と言えば
甲子園初観戦となっている。
ゆっくりと試合を見ながらヤキソバとビールを食す。
こういう事が「野球の良さ」だと思うが、それを言葉にして伝えられる人が、マスコミにいない事と、フロントが把握していない事が今の「
野球問題」と言われている中身の見えない問題に対して、漠然と感じる原点となっている気もする。
千葉ロッテのフロントは大分、野球のゲーム性を理解しているサービスを、球場で展開していると思う。
パ・リーグの方がサービス面で進んでいるのは、
セ・リーグは昔から存在している球団が多いからか?既存にとらわれているから、サービス面の改善が難しいのか?
という事など全く考えずに、至福の野球観戦を行っていたわけです。
投手が阪神
江草で広島
黒田
江草の調子の良し悪しで投手戦になる可能性が高いと踏んだが、黒田の状態が悪かったのか、序盤カウントを取るのに四苦八苦していた。
その隙をついて、藤本が出塁した後に、好調シーツの二塁打で1アウト2.3塁という絶好のチャンスで金本4球で
1アウト満塁。
で出て来たのが、昨年の打点王
今岡なのだが、今年のこれまでの状態を考えて、次打者の浜中の状態を考えれば
「
犠牲フライでOK、三振も最悪OK」
「
ゴロだけは、ヒットになろうが関係なしに駄目」と思っていたのだが、案の定ショートゴロでダブルプレーとなりチャンスをふいにする。
結局今岡は、この試合で2度の1アウト満塁という場面でゲッツーとなり、全てのチャンスを消してしまうなどの
最悪のパフォーマンスを見せた。
チャンスで打てないのは、現段階の技術面からくる問題点が、負の連鎖で精神の問題にもきたしている状態となり
「
技術・思考の狂い」という最悪な状態だからか?
これを打開するのは、打撃の修正という準備をしっかりとする事で、試合に挑む気持ちを作り上げるしかなさそうだと。
監督は打順の変更はしないと思うが、一部ファンやマスコミから「
浜中と打順を入替えろ」などという発言が飛び出した。
気付いている人はいると思うが、浜中は故障上がりの選手であって、1年間の計算がたたない選手。
その選手と昨年の打点王の打順を「
入替えろ」と言う事は、阪神のチームそのものを「
解体しろ」と言っているようなものだと思う。
解体するのは悪い事では無いと思うが、今の時点では間に合わないだろう。
レギュラークラスの「
打順を入れかえる」などは春のキャンプで行うか、「
再生は打順変更しかない」と判断するような状況となってからでしかないと思う。
数試合、状態が悪かっただけで「
打順変更」などと書き立てる、
関西マスコミというのは
特異なほど「
得意気分」で阪神に接しているのではないか?
最近の関西マスコミの現場に対する接し方が、少々横柄な態度が強くなってきている気がする。
今岡のここ数年の打撃力を目の前にした「
今岡打撃」というもんが浸透している中で、今年のここまでの今岡という選手は「
最高でない今岡」となっている。
「
最高の今岡」を見続けている者は
「
最低の今岡などは今岡で無い」とし
「
今岡でない今岡などいらない」と判断するのか?
でもまだ4月でっせ・・・・・・・

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