襟付きのシャツをユニフォームの下に着て、襟を出しながらプレーしていた、新庄氏。
その姿を見て、その日の対戦相手のソフトバンク側から
「
青少年の教育上に悪影響を及ぼす」
という、意見があったそうだ。
こういう発言を聞くと呆れるというか、何か時代錯誤的な
印象をより強く、プロ野球界に感じてしまう。
そりゃ〜新庄氏も辞めるわな〜
確かに組織として風紀の統一を図り、意志の疎通を確認させる行為は悪くは無いと思うし、世界のクラブチームなんて、どこも厳しく統一させていると聞く。
メッツならば「
オレンジカラー」ヤンキースなら「
髭・長髪禁止」
サッカーでも南米代表には「風紀の統一」がある。
アルゼンチンなどは、
長髪を切らないという理由だけで
クレスポをワールドカップ代表から降ろしたくらいなのだから。
ただ「風紀の統一」を判断するのは、選手の在籍する球団であるのだから、球団側が「
襟付きOK」審判も「
襟付きOK」とした時点で、OKなのだと。
違う球団の人間が「
なんだあれは?」などの、リアクションを取る事もないだろうし、眉をひそめる次元のファッション問題でも無い。
襟付きのどこが「青少年に悪影響を及ぼす」と言うのだ?
今のプロ野球のユニフォーム自体「
ダサイ」と言われ、街中で球団のユニフォームを着て応援するにも、し難い時代となって来ている事を考えれば、新庄氏が示した「襟付き」を、新たな参考にして、ユニフォームのデザインを、画期的に変更していくような考えを持ってもいいだろうと思う。
高校生から坊主で、プロでも黒髪・短髪では、もう「ファッション」的に物事を捉える、東京などで人気が上がるわけがないのだと思うが?
巨人やヤクルトの人気も、選手が活躍して野球が強くなる事以前に、「
東京という場所をフランチャイズにしているならば?」という考えが足りないから、上がらないのではないか?
ファッションセンスやマスクの良い選手を集める事が、今の東京をフランチャイズにするなら、生き残る道だと思う次第。
格闘技の選手みたいに、今人気があるのは「ファッション的センス」などが実力に加味している事が要因になっているのではないか?
コマーシャルにも出るし、ファッション雑誌にも出る。
あと亀田兄弟みたいな、パフォーマーを見せて、話題を提供する事も、東京で人気が上がる要因になっているのだとしたら
そういう選手が、巨人やヤクルトにはいなさ過ぎる。
常に「野球第一」なのは分るが、人気面を考えると「東京という気質」を考慮に入れた、球団作りを、そろそろしていかなければいけないだろうと。
優勝しただけでは、人気が上がる時代では無いのだから。
ダルビッシュや新庄氏みたいな選手を、本来は東京にいるチームが獲得しなければいけない事に気づくのだろうか?
それが無理なら、もう東京から移転して「
おらが街経営」をして行くしかないと思う。
巨人はまだ球場にたくさん客が来るので、東京にいるのは大丈夫だとしても、ヤクルトはもう、フランチャイズの移転を考える時期に来ていると思うが。

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