交流戦が始まったが、昨年から感じている交流戦に対しての不満や疑問は、何一つ改善されないままで、今年も昨年同様の交流戦という印象しかない。
何が不満かって言えば、それは勿論
期間が長過ぎる!
事が大きな不満である。
まとめて一気に交流戦を行おうとする意味が分らない。
期間が長ければ長いほど「マンネリズム」が生じる事を、どうして理解出来ないのか?
更に今年はワールドカップがあり、交流戦とぶつかってしまう事に対して、危機感を感じていない。
ワールドカップ期間に交流戦など行えば、どうなるか?
マスコミや一部の輩は、当然比較しまくるだろうし、注目されない交流戦に対して、ボロクソに言われる危険性も出てくると思うと、ワールドカップ期間中は、プロ野球自体隠れる方向に持って行かないといけないだろうと思う。
「
勝てない相手とは勝負しない」
という事を歴然のお偉い方々が仰っておるが、まさにこれだと。
期間の長い問題に関しても、ワールドカップ対策に対しても、普通に考え「
問題視」出来る問題を解決出来ない理由とは?を考えると
どう見ても、組織としてプロ野球界は
「
機構・オーナー会・選手会」どれを取っても
機能出来ていないというのが、よく解る。
誰が見ても、
問題だろうという問題を、問題として取り上げずに、そのままの状態でほったらかしておくなどは、
組織が組織として機能していない
としか言い様が無い!!
交流戦が始まっても、閑古鳥の球場は閑古鳥のままなのはどういう理由か?
ヤクルトなど必死で集客活動を行っているが、それも効果としては薄いものであるので集客に影響が出ずに、今年もヤクルトの神宮球場は閑古鳥球場化となっている。
横浜も同じで閑古鳥だし、広島も西武もやばい。
千葉ロッテも昨年ほどの勢いは無く、ライトスタンド以外は空席が目立つ状況であり、札幌ハムも同様で、球場を満員にするのは難しい状況となっている。
交流戦というモノだけで昨年は「
話題」が出来ていたが、今年は交流戦だけで、話題を掴む事は無理だと。
交流戦の中身に話題を注がないと、まず話題など出て来ないので、注目されない。
それなのに、どの球団も相手に対して、同じようにし掛ける事も無く、同じように試合をこなして、勝敗を付けて終わりとなる。
違うのでは?
なぜもっともっと相手を刺激したり、興奮させたりして話題が出てくる事をしかけないのか?
以前野村氏がヤクルト監督時代に、長嶋監督にしかけた様に「
敵対関係」が生まれないのか?
最も敵対関係が感じられるのは、岡田監督と落合監督の関係だが、こんなモノは話題にもならないし、薄っぺらいものでしかない。
古田監督だが、せっかく
プレイニングマネージャーという特別な、ほとんどの人間が経験していない立場にいるのに、それを上手く使おうとしないのか?
もう好青年ぶる事などせずに、悪ぶってもいいだろうと。
悪ぶって悪ぶって悪役になって、敵対関係をドンドン生んで、試合にその敵対心を持ち込むと。
それだけでも「
話題」から「
スキャンダラス」となり、マスコミも取り上げやすくなるのではないか?
もう今のプロ野球、野球だけしとけば良いというものではないし、そういう時代でもない。
「
演出」が必要だと。ある程度「
バラエティー化」する危険性もあるが、そんなモノは
今の「
無風状態」に比べると、随分マシであると。
とくにヤクルトは、首都圏に在する球団なわけだから、首都圏の風潮を考えると、地味なモノは淘汰される事を理解しとかないといけないと。
ドラフトでも、実力はあるが地味な風貌の選手を取るよりは、多少実力は落ちるが、風貌が抜群な選手を狙い獲得する必要性があると思う。
ダルビッシュみたいな選手が、東京に在している球団には必要なんだと。
でないと集客は見込めないし、まして若いファン層を獲得、なんて夢のまた夢の話しであると思う。
とにかくヤクルトが集客アップを上げたいのなら、目指すのは「
常勝軍団」ではなく
「ジャニーズ軍団」であると、僕は思う。

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