昨日「スポルト」という番組で、野球に対しての討論を、球界OB数人を集めて行っていた。
今現在の問題点を語るより以前に、現状の球界の状況の是々非々を問う形よりは、一般的な見かたで振り返っていた内容に見えて、少々ガッカリした。
しかし、放送時間が短いから、あの程度の話し合いしか出来ないのも無理は無いのかもしれないが・・・。
デーブによる「地方の球場は満員」などの発言から来る、「今の野球は人気があって大丈夫」という主張は、一般的な見方でしかない。
僕のような部外者の立場が、一般的に考える考え方でしかないと思う。
プロならば、プロの立場で球界内にいる者ならば、もう一つ飛び越えた意見をかまして欲しかったと思う。
「視聴率低迷による球界人気低迷」という主張。
これも一般的な見方でしかないと思う。
主義主張の無い考え方とでもいうか、物事を断片的に見た考え方であって、ようはTVの前にいる視聴者的な考え方とでもいうか、そんな考え方を「TVマン」がしているのだから、これはもう「視聴率主義」に陥ったTVマンの見方としては、どうしようもないのだろうと思う。
僕は「視聴率低迷」と「球界人気低迷」というのは、繋がらないと思う。
しかし「視聴率低迷」と「球界崩壊」は充分に繋がると思う。
視聴率低迷といっても巨人戦の視聴率なのだが、もしこの視聴率が下がり、TV局が野球からこぞって手を引けば、当然放映権料の収入は無くなるわけで、そこに頼って球団経営をしてきたオーナー連中はどうなるか?
当然巨人に対して、見向きもしなくなるだろう。求心力が無くなった後の世界は私欲にまみれた堕落の世界となる事は、充分に考えられる世界である。
選手にも年某を払えなくなり、入場料もそれほど稼げない球団は解散しか道はなくなるわけで、そうなると「球団数縮小」という道が、自然と見えてくるわけであり。
私欲・堕落・崩壊
の世界が野球界の将来だとしたのなら、もういっそうの事「無」からやり直す事を、今から誰かが準備しといてもいいのではないか?
〜知恵の実を食べ追放されたヒトと、知恵により闇を恐がる事をしり、科学という光で闇を切り裂きながら、進化という道を選んだヒト。進化が無くなれば待っているものは・・・〜
すんません、堅苦しくなってきたので、そろそろおいとま致しますわ〜

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