「バカじゃなかろ〜かルンバ

」
巨人ー楽天戦で、9回2アウトから出塁した巨人の矢野が
2点差で負けているのに、盗塁を試みてアウトになったシーンを指しての、野村監督による歌でした。
そりゃ〜言われるわ。
2点差で負けて、しかも9回でしょう。
こういうケースで盗塁を試みるなら、完全に相手投手のモーションを盗んでいる時だけでしょう。
成功する事により、相手に「モーションが盗まれている」と
心理的にプレッシャーをかけるなどして、盗塁を試みるのは見るのですがね。
アウトになるというのは「何かしらの考えも無い行動」と言われても、しょうがないでしょう。
巨人は主力が抜けても、若手が結構頑張っているチームだと思います。そういう面では、凄く評価をしています。
隠善とか素晴らしい、思いっきりのいいスイングをしてます。
しかし、これだけ若手が出てこれる環境というのは、東京にず〜っと居座れている環境のおかげ、だと言えると思います。
ホームで試合をする期間が異常に長いので、それだけ
じっくり打撃調整に時間をかけられると。
他球団の若手などは、ホームとアウェイで移動を重ねているので、疲れとの戦いを経験しながら、調子の維持を保たなければならない。
そういう事を経験して繰り返して、長いシーズン安定した成績を残せるように、成長していくものだと思うわけです。
ですので巨人の真価が問われるのは、これから地方に
ロードに出た時に表れてくるでしょう。
巨人の事はさておき、阪神です。
ロッテの応援がすごく評価されてますね。
私から言わせれば、サッカーのサポータの真似をしたモノとしか思えないのですがね。
人それぞれあるので、応援の方法というのは評価が別れる所でしょうがね。
私的には、まず応援団が一つになって一つの応援の形に
固執するのは、あまり好きではありません。
そもそも「応援団」という存在に必要性を感じていない部分で、好きになれないのでしょう。
歓声というのは「自然発生で良い」と思います。
無音の中から、素晴らしいプレイに対して「ワ〜」と自然に
歓声が湧き上がる。これで良いのでは?
「頑張れ頑張れ」的に応援団を擁する応援方法というのは、アマチュアスポーツが起源というのもありますしね。
果たしてプロスポーツに「応援」「サポート」という概念が
必要なのかな?
「必要だ」と言うのならば「これだけ応援してやっているのに」と、応援しているチームの成績が上がらずに低迷している
状況に、怒りを覚えてモノを投げ入れたりする行為は起きやすくなると。
そういう行為は、止める事は出来ないという事も、受け入れなければならなくなると思うのだが。
私としては、一つの方向に皆が向いて同じ形でアレヤコレヤとする事に、昔から違和感を覚えるタイプなので、どんな形であれ「応援スタイル」という存在自体に嫌悪感を覚えています。
「体育祭・文化祭などクソクラエ!」でしたので(苦笑)。
試合ですが、苦手ロッテに勝ちまして、1勝1敗としました。
先発の安藤は、何とかでしたね。フォークの抜けが多いのが気になります。しっかりとフィニッシュする形を取れれば、安定したピッチングに戻ると思うので、次はしっかり調整して、安定したピッチングを見せて欲しいですね。
ロッテの清水は、走者を出してから、ボールとストライクが
ハッキリとしてしまう、悪い癖が出ましたね。
ここら辺りが改善されれば、もっと負け数が少なくなると思うのですが。
とにかく阪神打線が、清水の悪い癖に付け込めたのが大きかったと。その中で、特に評価したいのが関本です。
平野が故障して抜けた穴は、本当にデカイと。
「2番打者」という繋ぎの穴はでかいわけです。
関本なら、平野同様にバントで赤星を得点圏に送る事は
しっかりと出来るでしょう。
でも、2アウトで赤星が出塁したケースで、新井に繋ぐには打撃が求められるわけです。
打撃による繋ぎが求められるのですが、そこを見事に
クリアーしてくれたと。
新井が打点が付く仕事が出来たのは、関本の功績が大きいと。平野の穴を感じさせないくらいに、関本には安定した姿を見せ続けて欲しいと思います。
平野が抜けて、林が帰ってきましたね。
久々に林の打撃を見るのですが、復帰したばかりで実戦慣れもそれほどしていな中で、シコースキーという球が速い投手の、変化球を一発で反応する事が出来る事に、改めて能力の高さを感じるわけです。
もっと慣れれば「あれぐらいの変化球ならスタンドインしてくれる」と充分に感じさせてくれたので、まずは一安心です。
オリンピックで新井が抜ける事を考えると、1塁には林が入ると思うので、それに慣れさす為にも、次の甲子園では
3塁新井という形が見られる可能性もありそうだと。
さて、次は北海道での日ハム戦。
珍しくダルビシュが投げてこない日ハム戦です。
ロッテ同様に、このチームの打線も、しっかりと非力な選手でもスイングしてくるチームなので、交わす事ばかり考えずに、とにかく思いっきり攻めぬく事を、投手には期待したいですね。

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