ロッテとの甲子園初戦。
毎年ロッテ打線には痛い目に合うが、今回もそうでした。
15安打されて、よく5点で収まったものです。
先発のボーグルソンですが、球威・キレは序盤は問題無しに見えたわけです。4点を珍しく阪神打線が先制したので
「4点は守れるだろう」と思っていたのですがね。
途中から速球を狙われる狙われる。
変化球でカウントが取れない、決め球が無い投手が、速球を狙われると、こういう結果になると。
ロッテ打線のスイングのキレは、お見事だったわけです。
しかし、阪神バッテリの無警戒なリードも同時に見られました。
0アウト1塁に西岡で、根本が打席というケースがありました。カウントが2−1と江草は追い込んだのですが、そこからストライクゾーンしか攻めないという、なんとも安易なピッチングをする始末。
「引っ張られたくない」
「打者も引っ張りたいとしているだろう」という思いから、外角のストライクゾーンに集中したと思います。
そういう浅はかのリードをあざ笑う様に、根本は外角の速球を、レフト前に。結果逆転につながったと。
なぜこのケースで、一球でもど真ん中にボール球で空振りを狙わないのか?と不思議でしょうがありません。
ロッテ打線は、とにかうストライクゾーンならば、打ち損じをあまりしない打線です。センターにしっかりと狙ってくる打線ですので、ストライクゾーンのみで勝負しても、通用しない事は、日本シリーズから分かっているだろうと。
相変わらず、ロッテ打線の「傾向と対策」を考えていない様で、ガッカリしましたね。
一方のロッテバッテリーは、追い込んだら即ボール球です。
唐川は、追い込むまでに苦しんでいたのですが、久保からは
阪神打線は、もうどうしようもない状態に陥りました。
阪神打線は、空振り三振のオンパレードとなったわけです。
速い球を投げられ、そこから落されたら、簡単に空振り三振なわけですからね。
打線に関しては、脆さを非常に簡単に露呈してしまう所に、
非力な面を感じるわけです。
これでは最強にはなれないわ。
速い球を、もっとガチコンって叩けないものでしょうかね?
初球を簡単に見逃して、あっというまに追い込まれ、ボールを振らされ「はい一丁上がり!」って、何をしているのやら。
平野が怪我したのは痛過ぎるな〜。
平野ほどコンパクトなスイングできる、1.2番タイプは
阪神にはいませんからね。
藤本は、やはり打ち上げる打撃しかできないですからね。
高目は打てないスイングをしているのに、高目に手を出し
内野フライになってしまう。
同じ失敗を繰り返し、それを修正出来ない選手ですから
期待など出来ないわけです。

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