CS進出には、最低ラインとして、残り7勝しないと行けないでしょうな。7勝4敗なら、直接対決でヤクルトを蹴落とす事になり、広島のみがライバルという事になるのでしょう。その広島も、一時の好調期から落ちた感があるので、7勝がボーダーラインとなるのでしょう。
しかし、広島がヤクルトに負け越したのを見ると、やはり「借金を背負ったチーム同士の争いだな〜」と、レベルの低い争いに困惑しますね。どのチームも、ラストスパートをかけれないのですから。積んでるエンジンが、弱いわけですわ。
決め手が無い争いというのは、当然判断する決め手も見つからないわけですので、どのチームが進出するかなんて、読めません。
ただヤクルトが行ったとなると、ちょっと困りますね。もし中日に勝てたとしても、巨人には勝てないのは明白ですからね。出来レースみたいになってしまうのが、見てて面白く無いので、出来れば阪神・広島に行ってほしいと。
とにかく、どのチームのファンも、神頼みするしかないのでしょうかね。私はしませんが(苦笑)
阪神は、今日から中日戦です。難敵「チェン」が登板してこないのは朗報ですが、吉見もいれば朝倉も中田もいるのですから、これは心してかからないと、3連敗も十分あると。それを回避するには、とにかく吉見以外は制球力に問題のある投手なので、粘る事です。粘って粘って出塁する意識を持てば、なんとか攻略出来ると思いますね。難攻不落の投手では無いのですから。
後は、阪神の先発投手が、しっかりとゲームを作ることです。ここまで来たのですから、とにかく「5回限定の投球」に集中させればいいと思うのですがね。5回まででリードしていれば、あとは繋ぎまくって勝利を目指せばいいと。
下手に先発が完投を狙って、序盤にエンジンがかからず失点を重ねるという「愚行」だけは、起こさないようにね。
それはそうと、新聞紙上に「今岡退団」の報が、以前から掲載されてますな。
「しょうがない」という言葉だけですかね。体力が明らかに落ちているので、見ていて「重苦しい」という印象しか受けないレベルですから。
なぜ、30前半代の年齢で衰えたのか?を考えると、若い頃からしっかりとトレーニングしてこなかったツケでしょう。とにかく、ウェートトレをしない選手ですから。浜中も同様にしない選手でしたが、現在の浜中を見れば、さもあらんと。
そう言えば、今年の関本はHR2本だけです。開幕に打ったのと、最近打ったのとの2本のみです。昨年から考えると、長打力の激減ブリは驚愕モノなわけですが、原因はどこかにあるのでしょう。
自主トレ期間中だったか、「今年は筋トレはしません」と言ってましたからね。ウェートトレをしなかったツケが、今年の関本に現われていると。これはね、もう厳重注意モノなのですよ。関本は勿論ですが、球団全体に「厳重注意」を与えるべきでしょう。
ウェートトレの重要性を感じるのは、当然選手本人でしょう。しかし、そこに付随して、球団もウェートトレの重要性を感じなければ、体質として問題が起こるのは当たり前だと。「ひ弱い球団」という全体のイメージが付着してからは遅いのだから、積極的に「ウェートトレ」の重要性を、選手達に浸透させる努力をしないとダメでしょう。
簡単に考えて、普段からウェートトレしている選手と、そうでない選手を比較してみれば、目指すべき部分が簡単に見つかるでしょうと。「それくらいの判断ぐらい、さっさとしろよ!」と思うわけですわ。
阪神球団全体のガバナンスの欠如ぶりには、ちょっと目も当てられませんな。

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