最近仕事上おおきな動きに着手しだした。あちらこちらで根回しをして接待したりして現地の人とじっくり話をしている。夕べふと気がついた。言葉に今のところ何も苦労していないと。もちろん全部聞きとれているわけではないが、考えてみたら日本語で会話しているときも相手の言っていることがよく聞こえなかったり、理解できないでもかまわず会話をすすめているケースは多い。それと同じかなとも感じた。
気持ちがぐっと楽になってこれまでマニラに出張して取引先を訪問するときには部下のフィリピノを連れて行ったりしていたが、もうその必要もなかろうと思える。そうなるとフィリピンに限らず、このあたりだとシンガポールでもマレーシアでもオーストラリアでも仕事のねたがあればどんどん企画して飛び回ってもよかろうかとも思えてきた。
そう思うだけでも楽しくなってきた。
まずは工場内のたくさんの監督者たちともう少しコミュニケーションを広めてみようとも思っており、言葉の壁をなんとなく越えたうれしさに浸っている。

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