部下が悪いことをして調査会にかけられる。
普通正直に白状しなさいといってもこちらの人間は絶対に言い逃れを連発して本当のことを言わない。白状して処分されることが人生の中で一二番を争う恐ろしいことのようだ。その関連で誰かをチクるものなら、その復習も恐れる。だからだれも何もいわない。今回も当初そのような状況だった。何度説得しても知らないを通していたが、調査会の結果がうやむやの場合は職務からはずすと告げ、いろいろと浪花節で説得を続けた結果、ようやく○○したのは事実ですと私に白状した。おどろいた。来る調査会で話をしなさいと諭した。人間誰しも完璧でなく、時にはわき道のどぶに落ちることもある。しかしそれが悪いことだったら認めて、受けるべき制裁を受けなさい、そのほうが信頼できる監督者として部下もついてくるぞというのが殺し文句だった。
なんと英語で浪花節を語るようになった。

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