2009/3/29

今月は「KIMA句会」「めくるめ句会」と、2日連続で、予定が入っていましたが、
このところ、睡眠も取れないくらい、時間のかかる仕事が重なり、
欠席しようと思っていました。
が、どちらも休むのはなんだか落ち着かない。
「KIMA句会」は遅刻してしまいましたが、なんとか出席いたしました。
「めくるめ句会」は、投句のみでしたが、それでも気が済みました。
明日の施工の準備もできましたし。。。。
「KIMA句会」の兼題は、「風光る・シャボン玉・亀鳴く」
でした。
「亀鳴く」なんて、解ります?
「亀」は鳴かないし、日常会話に「亀鳴く」なんて、出てきますか?
俳句歳時記には「春の夕暮れの趣を漂わせる和歌の時代からの空想の季語。」
と説明がありますが、それでもわからない・・・。
何種類かの歳時記や、ネット検索や、範例の句をあれこれ読んで、
何とか句詠にこぎつけました。
六句中四句、静魚先生撰、内二句先生の特撰でした。
先生の撰や沢山の票が入ったり、特撰を頂くと、とても嬉しいのですが、1票だけ入ったときも、心境を解っていただけた気がして、より嬉しいものです。
亀鳴いて手のひらほどの硯買ふ 人魚
先生はじめ沢山票が入り特撰もお二人からありました
握手の手ポケットにしまい亀鳴けり 人魚
下5を「亀の声」としていましたが先生のご指導で、当初の亀鳴けりとしました (静魚撰)
風光る二段とばしのスニーカー 人魚
男子中学生が、階段を二段飛ばしで登っていくイメージです。数票入りました。 (静魚特撰)
しゃぼん玉男なんてとつぶやけり 人魚
先生だけの撰でしたが、特撰をいただきました。
「めくるめ句会」は、兼題は「永日」、席題は「桜全般」そして、いつもの通り
「自由句」の各一句、です。
席題は、携帯のメールで、送ってもらい、投句も携帯メール。
便利な世の中になったものです。
この会では、特撰にあたる「天」の票が入ると、選んだ方から短冊をいただけるのですが、今日は自由句と兼題で短冊を頂戴しました。
これも、携帯メールで「短冊ゲット」とお知らせを頂きましたので、
早速、結果をアップできることとなったわけです。
「自由句」は上記の「風光る・・・」を投句しました。
シマウマのついぞ動かぬ日永かな 人魚
「桜」は部屋の中ではねえ・・・

投稿者:ningyomn