人魚日記

装飾塗装や空間デザインなどを手がけるユニット「ステンシルラボ」の代表MICHICOが創っているページです。
俳号、尾崎人魚から「人魚日記」と致しました。

 

カレンダー

2010
November
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

最近の記事

過去ログ

検索



このブログを検索

QRコード

カウンター

本日のアクセス
昨日のアクセス
総アクセス数

最近の投稿画像

最近の投稿画像
1/11 子供の造形教室

最近の投稿画像
12/26 葉牡丹

最近の投稿画像
12/26 福引

最近の投稿画像
12/17 鍋

最近の投稿画像
12/10 冬

ブログサービス

Powered by

teacup.ブログ
RSS

KIMA句会/11月

クリックすると元のサイズで表示します

冬の旅かちんと飴を噛んでみる    人魚


今月の兼題:
      11月・蕪蒸し・冬の旅

人魚特選:
      放課後のはみ出している冬の暮  結女

結女さまの才能には、本当に脱帽です。
努力と勉強が才能を裏打ちしていることも、ひしひしと感じます。

自分の勉強不足もひしひし・・・・。

勉強不足の句:人魚

 白障子閉じて胎児のやうにゐる

 蒸し万頭湯気高々と冬の旅

 蕪蒸しどうやら姑の味となり

 あれこれと老母諭すや十一月

 蕪蒸し嫁の乳房の眩しさよ

 十一月孤独の太鼓打ち鳴らす

 冬苺皿いっぱいの鼻濁音


「孤独の太鼓」は、兼題の「十一月」にしてしまいましたが、
「冬の暮孤独の太鼓打ち鳴らす」で、詠んでいました。
先生からは、やはり「十一月が甘い」のご指摘を受けました。
「おっしゃる通りでございます」
どの句も、工事中の感じが見え見えです。
精進精進・・・・!!

人魚選:

  一駅で外海の景冬の旅  静魚

  十一月素描画だけの美術館  結女

  椀の絵も蕪なりけり蕪蒸し  留以

  手を擦れば火の匂いくる十一月  結女

  厨房に湯気立て夫のアルデンテ  静夜

  十一月うすき扉のやうに風  静魚

  マネキンはそれぞれに向き十一月  静魚



8句以外に選んでいたのは、

  庄内の山すそ暗き大時雨  太平洋
 
  また会える十一月のさようなら  結女

  近くより遠くが親し冬の旅  静魚

  十一月熾火にそっと手を翳す  静夜

  冬の旅大きな空が終着地  彩河

  砂浜へ十一月を運ぶ波  静魚

  蕪蒸し無口うながす白さかな  毬


今月も 皆様に脱帽の人魚でしたあ。

裏句会の余興の「袋まわし」の席題のひとつに「寒卵」がありました。
風邪が流行っています。
皆様、栄養を摂って、ご自愛ください。


  寒卵器に黄色の残りけり  人魚


  

 


0
タグ: 句会 俳人 季語
投稿者:ningyomn

蕪蒸し

クリックすると元のサイズで表示します

今月のKIMA句会の兼題の一つは「蕪蒸し」。
季語のジャンルには、誰しも得て、不得手があると思いますが、人魚の不得手季語は、料理。
兼題に出なければ、まったく詠まないといっても過言ではありません。

料理の句は・・・

  フォンデュ冷め疑い解けぬまま寒し  人魚
  
くらいしか、 思い出せないなあ〜。 

  きんとんの隣り黒豆指定席   人魚
  
      なんて、句もありましたっけ。

他にはとんと思い出せません。


で、俳句を置いておいて〜
「蕪蒸し」じつは、「蕪」は我が家では、評判が芳しくないのです。

漬物は母(姑)のレシピの「からし酢漬け」をはじめとして、浅付けや ぬか漬けなどなどなど、そして、和風サラダ、イワシのカルパッチョにも入れたりと、とてもよく食すのですが、調理をすると、歯ごたえがないからか、NGなんです。

でもでも、私は、大好物なので、有無を言わさず昨夜は「蕪蒸し」!
また、「中途半端な感じ」と言われたくないので、イレギュラーな内容にしてみました。

普通は鯛なのですけど、輪切りの蓮根の上に、お酒たっぷり甘めで濃いめのだし汁に漬けておいた鮟肝を置き、
スライスした椎茸の形を元通りに整えて その上に置きます。

そして、しっかり泡立てたメレンゲを混ぜた「おろし蕪」を通常よりたっぷり山盛りにかけtて、蒸しあげました。
本葛で、とろみをつけた、濃いめお出汁もたっぷり掛けます。

実家の庭で収穫した「ゆず」と、ぎんなん、万能ねぎ をトッピング。
蓮根の歯ごたえと、これだけでもおなかがいっぱいになるくらいのボリュームに、文句の出ようはずがない。
 言えなかったのかな?

でも、この料理、時間の割に仕上がりが地味なので、来客のときには作りませんし、なかなか登場の機会がありません。

だから俳句なんてね〜〜〜〜・・・・・・

あ!もう一つイレギュラー。

   クリックすると元のサイズで表示します
                  これ!蕪の汁。

おろした蕪は絞らず、しばらく細かいざるにおいて、落ちた汁です。
ここに、ゆずを少し絞り、結んだ皮を飾りに。(冷蔵庫で冷やしておきます)
お好みで、ゆずこしょうを入れても美味かしら?
ジアスターゼで、脂も生臭さも吹っ飛びまあす。

今回、具が「鮟肝」なので、おもいついた一工夫。
グラスの縁に飾り塩をすれば、「蕪蒸しセット」で、おもてなしの一品にもなるかもしれませんね?

晩酌は、有無を言わさず、熱燗。

メインはお土産の大きな「カマスの干物」でした。
残りの蓮根は「きんぴら」にして副菜に。
今日のお弁当にも入れちゃいました。

ぎんなんの下ごしらえは、信じられないかもしれませんが、紙封筒に入れて、レンジへ。
ボン!という音がしたらOK。
薄皮もきれいに剥けます。
1
タグ: 料理 野菜 和食
投稿者:ningyomn

テーマ句会

クリックすると元のサイズで表示します  写真:AQIHICO

  無造作な仕草がいいね冬すみれ  人魚

今月の「テーマ句会」のテーマは「無」。
先月は「空」でしたので、なんだか禅問答のようだなあ〜・・・と思いながら、句詠。

最近の私は、「脱人魚」と申しましょうか?
苦手克服のために、ちょっとだけ頑張っています。
「困ったときの動物園」は、しばしお預けで、「食べ物」「花」を詠む努力をしております。
 
けれど、今回も花はパンジーだけ。
まあまあと思ったのは、

  きっかけがみつからないの冬銀河 人魚

漢字か仮名か、「わ」か「の」か?と、細かいことで迷いに迷って、この形。

そして、あげくの果ての、

  告白に色なき風のエールかな 人魚 

「色無き風は」響きが好きで、いくつか詠みましたが、こんな風に印象的な季語は、さらりと詠むのが難しい。短歌みたいなっちゃって・・・。

と、結局 天文で詠んでいました。口語調も私らしい(?)し、 
そもそも、自分らしさも掴めていないのですから、席題を含め、「脱人魚」はあえなく惨敗。
木綿太さんの、七変化に脱帽でした。アメーバーめ!(笑)

席題は「冬野」「寒し」。

今回は出席者がいつもより若干少なかったので、猶予が30分程はありましたでしょうか?
8句とはいきませんが、なんとか取り繕って、5句を投句。

 寒き風顔面強打の副都心
 ハングルの会話運んで風寒し
 行き留まる所あるらし寒気団
 ユング論携へ冬の原にをり
 寒晴れや画室に父の無念在り


「顔面強打」は、先週 本当に顔面を強打して額に大きな「たんこぶ」!
で、出たフレーズです。痛い思いをしなかったら、出来なかった句。人魚、身体張ってます!

ハングルは「会話」ではなく、「ニュース」で詠みましたが、説明的、片仮名だらけ。で、「会話」にしました。が、「北朝鮮」と西からの「寒さ」のパロディー性が弱まってしまいました。

「寒気団」は、気象図が好きで、いつか詠みたいと考えていました。
「冬の雲が行き留まる」イメージはもう少し練って出したかったので、再挑戦するかも。

「ユング論」は、ちょうど、「童話とユング心理学」なる本を読んでいて、先月の「KIMA句会」の兼題、「秋の山」でイメージしましたが、季語が違う。「冬の原」は良い出会いになったように思います。

「父の無念」は、きわめて個人的な句。テーマの「無」でイメージしていました。
実家に帰るたびに、父の描きかけの絵を眺め、遺影に「いただきまあす」と言って、筆や絵の具を持ち帰るのですが、
「やんちゃで大酒飲み」の亡父の裏の顔は「几帳面な小心者」。
きれいに整頓された棚や引き出しには、次の絵のイメージであろう同色の絵の具が何箱も入れられていたり、性格そのままの詳細なスケッチが何枚も出てきたりするのです。
晴れた日の父の部屋が明るければ明るいほど、そこかしこから無念が迫ってくるのです。

そして、今回のキーワードがもう一つ!「カンガルー」です。
「枯原」で、「カンガルー」を静魚先生が詠まれたので、二次会はそれで もちきりに。
席題に無理やり「カンガルー」をくっつけて、出る出るカンガルー。
腹巻から耳あてまでされて、カンガルー君、大人気でした。

  冬ざれのカンガルーには耳あてを  人魚  

皆 ほろ酔いで、和気あいあいの「ゲーム句会」ですが、秀句がサクッと出てくるところが流石です!

  


1
タグ: 句会 俳人 句集
投稿者:ningyomn
1 2 | 《前のページ | 次のページ》
/2 
 
AutoPage最新お知らせ