2012/2/26

快気てふ到来の独活めでたけれ 人魚
独活を頂きました♪
「彩の国」と大きなシールが張られています。
埼玉県の名産だそうな・・・
真白な独活を剥いていると、わが指を恥じてしまうのですが、頂戴した独活は、切り立てで配送するのだそうで、本当に真白!!
柔らかくて、ふわりと鼻の奥に来る香りも申し分なし。
聴けば、一般市場には出さないお品だそうで、切りたてならば、すぐに食べたい!
グーグー鳴るおなかをなだめつつ、夕食の1品にと、あく抜き、皮むき、湯がき、炒め・・・あれこれあれこれ、1品どころか、とても贅沢な「独活三昧」の食卓となりました・・・
「独活」を「ウド」と読める若い人は少ないかもしれない…
ましてや料理なんて。。。なんだか年寄りの食べ物みたいですし、店頭では、食欲を誘われるような独活にはめったにお目に掛かれない。
酢味噌、天ぷらはもちろん、皮はきんぴらに、アスパラと同様に考えると、サラダ、パスタや、グラタンにも、太い茎はポトフのような洋風の煮込みにしても美味しいし、筍と同様に、お煮つけや中華にも♪
そんな風にすると、捨てるところがありません。
ごちそうさま!!!
俳句:
あげ句は挨拶句です。秀句ではないので、解説します。
快気なので「めでたい」ですが、「めでたい」にはもう一つ、「立派」という意味合いもあります。「立派な独活」への賛歌も兼ねました。


独り居の膳の華やぎ独活白し 人魚

投稿者:人魚