2013/8/2

蒔絵を教えていただいている、松田祥幹先生にお願いをしていた小皿の「金継ぎ」が出来上がりました♪
角が小さな破片になってしまった上に欠損もありましたので、「ダメモト」と思いながらご相談をしましたが、ちょっと高くなるけれど治るとのご返事の通り、見事に復元(?)されて帰ってきました♪
窯も解りませんし、たぶん大正時代の中途半端に古いだけの代物ですが、戸籍上の養父が「楠馬」といい、絵を気に入って大事にしていたと聞いていましたし、孫が「春馬」ですので、いずれは譲ろうと奮発をして金を使っていただきました。
「金継ぎ」と入力しても出てこないところを見ると、メジャーではないのかな?
「蒔絵」でさへ、高価な携帯電話で話題になるまでは「巻物の絵」と思っている人がたくさんいましたから、「金継ぎ」も推して知るべしですね・・・
漆を接着剤に金や銀で補強をする。と言ったら解りやすいでしょうか?
しかも金や銀で新たな風合いが加わるというもの。
小さな欠けや、パカッと割れてしまったものでも、断面が合えば意外と簡単に治るのです。
お菊さんが知っていたら、伊右衛門も死なずにすんだのにね!?
素晴らしき日本の技★


投稿者:人魚