日曜の昼間、一番暑い時間。
幅1メートルもない細い道を向こうから若妻風女性三人、
日傘をさしておしゃべりしながら歩いてくる。
こちらも日傘をさして普通に歩いている。
しかーし♪三人も"Gメン状態"で向かってこられると
当然すれ違えない。
こういう時っておしゃべりに夢中な彼女たちは
あらかじめ自分の身体を斜めにするとか、
一人さがって道をあけるなんてことは絶対にしない。(きっぱり!)
すれ違いざまに迷惑そうにすり抜けてこちらを睨み付けたりすること多々あり。
さて、どうしよう。
毎回、私だけが身体をよじって道を譲るのは理不尽な気がして
今日にかぎって全面対決を決心!
とりあえず自分の最低のスペースであろう道の端をてくてく。
日傘を深めに・・がポイント。
女性たちとの距離がぎりぎりになったところですっと傘をあげ
私と向かい合った人の目をゆっくり、そしてじっと見あげる。
(私の背が低いので必然的に見上げる形になるのだけれど)
一瞬、ほんとに一瞬・・お互いに立ち止まる。
私は動じない。しかし、相手はたじろいで私から目をそらし、
反射的に道を私に譲る。その間、約0.5秒もない。
たぶん相手は何が起こったか考える間もなく、友人たちとのおしゃべりに戻っていっただろう。
"わが道を行く"を邪魔されたという、ほんの少しのストレスだけ残して・・。
たったそれだけのことなんだけど、今回私は女王様(笑)
勝ち取った私の前進歩行権。気分いーーい♪
しっかし・・
暑いと余計な根性だしてもすぐへたる。(^^;
お家にかえって へにゃぁ・・

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