ブダペスト二日目の夕食はフリーで。
人工透析の必要なお二人がこの時間に病院へ。
ほんとはこれもレポートできればいいのだけれど
日本の透析現場そのものさえも未知の世界。
何度も透析しながら旅をしているMさんは
「国によって全然設備も対応もちがう」と興味深い話をいつも聞かせていただける。
いつかレポしてみたいなあ。Mさんにいつか書いてもらおうかな♪
さて、ポンポン親子と叔母夫婦でペスト地区のレストランを予約。
外食産業の仕事にかかわっている叔父さま。食に関しては知識の広いお友達がいっぱい。
「ここはいいよ、是非行ってみて。」
と日本で勧められたとのこと。
どう?と店名が書かれたメモを見てみると
誰もが絶賛し、110年の歴史があり、
ガイドブックには必ず掲載されるハンガリー料理の最高級店。
Gundel(グンデル)だった。
http://www.gundel.hu/gundel_en.php
いきますっっ!!!"間髪いれずにお返事。
yahooの海外トラベルエリアガイドにも載ってる。
うれしい♪食べにいけるんだ♪
夜はドレスコードがある。
ちょっとお洒落しただけでいいかなあ・・と思っていたら
「大統領も来店したお店だからフォーマルがいいよ」と
マジャール人(ハンガリーの人のこと)で日本語堪能なガイド、バラジュさんの一言で
最終日の晩餐に用意していたショルダーレスのドレスを引っ張り出してきた。
温泉でツルツルになったお肌に、下品にならない程度にラメをパタパタ。
(^_^;)
ショールをはおって、7センチヒールをはいてはい出来上がり♪
こういうときのお洒落ってたのしい。
日本ではなかなか出来ないスタイルでお食事できるんだもの。気合も入ります。
予約してタクシーにて到着。18時開店と同時だったから人もまばら。
タクシー降りた時点でお出迎え。ホテルのポーターさんみたい。案内係り専用の男性。
だけど様子が変
「○○トラベル?」と彼が私たちに聞いてきた。
今回のツアーの現地手配はその会社だったため、一瞬"yes"と答えちゃった私。
こちらへ・・・と正面入り口の横へ案内されそうになってあわてて否定
「プライベート!」と主張して予約の名前を告げると
もとの入り口に案内してくれた。
察するに、○○トラベルの予約した「日本人団体ツアーのお食事」と一緒にされちゃったのだわ。
そういえば入り口でお写真いっぱいとってる人たちがいたっけ。
私たちはそれとは別。個人的に予約したお客様。
気づいてよかった〜
入り口を入ってからも数人の日本人(入店する様子もなく、何してるんだろう?)とガイドさんらしき人。
何かの確認をしているみたいなんだけど、そんなの待ってたら同じグループにまた間違えられちゃうっっっ。
人をかきわけて、リザーブカンウターへ。
やっと予約していることを伝えると快く奥のドアを開けてくれた。
集客数がすごい、テーブルの数も瞬時に数えられないほど。
これほどのテーブルをすべてサーブするのは厨房もたいへんなんだろうな。
・・と先に入った日本人の姿がない。どうやら団体客用の個室もあるみたい。
メインホールは個人のお客様だけなんだ。
そういえば入り口も別だったっけ。ドレスコード守ってない人もいたし・・。
ショルダーレスのドレスがぴったりな雰囲気の店内。うれしい!!
叔父様の正装も背丈があるので素敵。お洒落な叔母様のドレスは
ロッサ
参りました。(^_^;)
アラカルトでセレクトしようと思ったけれどお勧めメニューがこれですよ。
とマーロンブランドのような(叔母が言った)素敵なウエイターさんの一言で決まる。食べたいフォアグラが含まれているかだけはしっかり確認(笑)
このフロアの半分を担当している感じ、後ろにも目があるんじゃないかと思うくらいの細かい気配り。さすがです。
@ 一皿目、シェフズスプーンってかんじ♪
小さなスプーンにキャビア。ブレッドと一緒に
A 二皿目 シュリンプ、クリーミーなソースが絶妙!!
B マッシュルームのスープ
上に乗ってるのはトリュフかな。聞き損ねちゃった。

使われている食器はすべて「ジョルナイ」。
ついついスープカップの裏側をのぞこうとしてしまった私に
ウエイターさんが知らせにきてくれた。
お行儀悪いことしてごめんなさい(>_<)
ヘレンドと並ぶハンガリーの有名ブランド。
シックなセンスが光ります。
すぐ隣の席はこんなに大きなテーブル。
リザーブされていて19時ごろに来店。
イタリア語で話してた。
見渡せばあんなにたくさんあるテーブルがほとんど満席。
だけどサービスのタイミングは絶妙。まったくぬかりなし。
お見事です。
お昼前に予約しておいてよかった♪
メイン・・・ではないのだけど、この店のお勧め。
ハンガリー産のフォアグラ。パンケーキと一緒に。
オードブルとしては贅沢すぎ、お腹の具合から言ってもメインでいいくらい。
さ・い・こ・う・!!!!!!涙モノです。美味しい!!!
これが戴きたかったんですもの♪(^_^)v満足!!
サーブ前のお料理はこんな蓋。(^_^;)おもしろすぎ。
メインは口の中で柔らかな舌触りのビーフ。
赤ワインに合います。
このコースはすべてのお料理に一杯づつトカイワイン(ハンガリーのワイン)が付いてくる。
それぞれのお料理にあわせて厳選されたお味。
白ワインは甘いけれどだるさはない。でも・・こんなに飲めないな(涙)
美味しいのでもったいない〜〜
デザートかと思ったらまだありました。
チーズの盛り合わせ。ちいさなフルーツ。美味しすぎ。
お腹いっぱいなのがとってもくやしいわ。

フラッシュなしでお食事中の風景をこっそりパチリ。
皆様、素敵です。
遠くのステージで演奏していたバンドの人がテーブルを回ってリクエストを。
ハンガリーの名曲何か演って・・とをリクエスト。
題名思い出せないけれど、知ってる曲だわ♪
こっそりチップをスマートに渡す叔父様、うまいっっ!!

デザートはチョコレート味のクリームブリュレ。
幸せの絶頂でございました。
このスレ、一番気合の入ったレポートになるかも・・ヾ(≧▽≦)ノ
つづく・・・

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