私は家計のタイトロープダンサーです
だいたい毎月ギリギリなので、お財布事情はいつも不安定な綱渡り状態。
旅行なぞ行こうものなら、常に細い細いロープの上をバランスをとって歩いている私の、その、頼りないロープが灯油を撒かれた状態になり、そして、その向こう岸?に松明を持った奴がいつこのロープに火をつけてやろうかと、ニヤリと笑っているようなものです。
そのことを姉に話すと、姉は「タイトロープダンサー“ズ”にして、私も仲間に」と言いましたが(…なぜこの意味不明なものの仲間になりたいのか?)私は断りました。
なぜなら、私の綱と姉の綱とでは、強度や綱の直径があまりにも違うからです。
もちろん、姉の綱が頑丈なのです。
「頑丈な綱の上を悠々と歩ける(ハズ)の者は仲間にはしない!」ときっぱりと言いました。
………。
この意味不明の文章。
結局のところ何が言いたいのか、と言いますと。
私は今月もお金がない。
…と、いうことです。

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