今日は2009年折り返しの日。
早過ぎるんちゃうかなぁとも思いつつも。
K都では、この6月30日の日に「水無月」という和菓子を頂く風習があります。
これは、「夏越祓(なごしのはらえ)」という行事に関係があるそうで。
私はこちらへ引っ越してきて3年ですが、この行事は「名前は聞いたことがあるような…」程度でしたので、ちょっと調べてみました。
「夏越祓」は「水無月の祓い」とも呼ばれており、1年のちょうど折り返しにあたる6月30日にこの半年の罪や穢れを祓って、残り月日の無病息災を祈願する神事なんですって。
古くから寺社で行われるそのおまつりは、境内や鳥居に用意された茅で作られた大きな輪っかを、夏の疫病や災厄から免れるよう唱えながらくぐったり、また、神社から配られる人形(ひとがた)に自分の名前や年齢を書いて自分の身体を撫で、それをまた神社へ納めると、穢れを払えるのだとか。
で、その最初に書いた「水無月」というお菓子をこの日に頂くわけです。
水無月とは白の外郎生地に小豆をのせた三角形のお菓子ですが、それぞれに意味がこめられているそうですよ。
水無月の上部にある小豆は悪魔払いの意味があり、三角の形は魔よけと暑気を払う氷を表しているとのこと。
同じ関西圏には長年住んでいたのですが、この習慣はあまり知らなかったです。
やはり日々の生活と和菓子が近いところにあるK都ならではなんでしょうね。
…もう少し夏らしいお皿にきちんと盛り付ければよかった…。
今回は近所のスーパーで買ったけど、来年はお気に入りの和菓子屋さんで買うか、それとも自分で作ってしまってもいいかなぁと思いました。
さ、今年もクーラー無しのある種「夏満喫生活」、夏バテや病気をせずに楽しく過ごせますように!!

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