先日。
私の立ち寄り注意スポットであるTSU☆AYAに行き、久々にカンフーアクションの映画を予備知識なしのジャケット借り。
ストーリーで主人公が体得していく武術は〈太極拳〉、かなり「漫画や」な映画でしたが、主人公の少年(青年?)やヒロインもかわいくて、それはとても面白く観ました。
で、私がこういうアクション映画を観るとどうなるかと言うと、お馴染み、どうにもトレーニングをしたくて仕方がなくなる性分で。(もちろん、映画と同じことをしようというわけではない、てか出来ない)
特に今回の映画は私も少々かじっております太極拳がテーマですから、普段あまり練習出来ていない分、せまい我が家のあちこちにぶつかりながら套路のおさらいをしたりしてね。
そうやって、今回もDVDを観た日からいつも以上に身体を動かして地味に筋肉痛に…。
…という旨などなど、先日会社のパートさんとおしゃべりしていたところ。
パートさん、太極拳が本来は戦うための武術であるということを初めて知ったそう…。
太極拳は練習がゆっくりで、気功体操や舞踊のようなものだと思われがちですが、通説としては、難しくて最初から早く動くことが出来ないから、と言われています。
が。
調子にのって詳しく話すとパートさんキョトン状態になってしまうので(笑)解説は適度に切り上げました。。。
力の流れを感知しながら丁寧に動作することの難しさは練習すればするほどわかるもので、私はまだまだ入口。10年以上やって「出来ていない」ことが身に染みて分かるという…そんな具合です。
その理由は明らかで、もともとの身体能力と単純に練習量が少ないという。
最近、実は太極拳を始めたころから習いたくても機会に恵まれなかった陳式(老架)の練習が教室で始まったので、ぜひ参加したいなァなんて思っているのです。
常々思うのは、せっかくなので生まれ持った自分の身体を出来る範囲内でせいいっぱい使ってみたい!ということ。
齢85超にして現役で練習を積み、私たちに教えて下さる先生(女性・とてもチャーミング。もしやあと数年で90??)は、あこがれ。もちろん、生まれ持った心身の強さもあると思いますが、やはり日頃の鍛錬の賜物なのだろうなぁとつくづくしみじみ。
私は大学1年の頃から始めて早13年。(途中ブランクがありますけども)社会人になってからあまり教室に行けないということもあって、試験も受けず大会への出場もせず、指導員資格の更新も忘れ。あげく、教室に新しく入ってこられる熱心な生徒さんの上達ぶりに、練習に参加する度打ちのめされるという…
あこがれを目標にすることすらどうやらおこがましいような(笑)
それでも、ま、自分のペースでこれからも続けていきたいなぁと、映画を観て改めて思ったというわけでございます。
今回の不定期日記のまとめ
『影響されやすさ満点』
そもそも私が太極拳をしようと思ったきっかけも実は高校生の頃にTSUTA☆A借りてみた李連杰の『太極張三豊』がきっかけ…うふふふ

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