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もうね、もう、旅日記最終日の後半の分なんて書くほどのことは殆どないわけですよ(てか日記に書けるほど詳細には覚えていない…。だって2年前の旅だもの、人間だもの)。
それなのにここまで引っ張った理由は………
単に、ずぼらだから
これにつきます。
はい、すみません。
ただ、前回の日記でも申し上げましたが。
2年前の旅の覚書を今記そうとする勇気だけは認めてほしい(しつこい)
ということで、ようやくたどり着きました最終日(+α)の旅の覚書をば…
『旅6日目後半・帰国〜いい旅夢気分、また必ず行くっちゃ!』
幸せの鳥の観察を終えた私たちは、そのままHちゃんのお家に帰って荷物を取り、コスタリカのサン・ホセ空港へ。
メキシコから到着したときは時間帯が遅くてちゃんと見ていなかったのですが、とてもきれいな空港です。(この写真ではわかりにくいですが…)
空港で少し食事をとってから残りの時間をプラプラ。
コスタリカのお土産物は、コスタリカの豊かな自然、動植物をモチーフにしたものがとても多く(しかし物の値段が高い…)メキシコとは置かれているものの色が全然違いますね。
いよいよ飛行機の時間。
とっても名残惜しい…!!
Hちゃんにお礼と別れを告げ、Nちゃんと私、飛行機へ乗り込むのでした。
さて。
私たちはこのまま日本へ帰る…というわけではなく。というのも、コスタリカと日本は直行便がないので、必ずどこかを経由しなければなりません。
今回経由するのは、アメリカのヒューストン。ロケット飛ぶところです。
(今、豪雨で大変なことになっている地域です。お見舞い申し上げます)
私たちは夕方にヒューストン着、翌朝成田行きの飛行機にのるという計画でございます。
フライトは約4時間程度、あっという間にアメリカです。
アメリカの入国審査は本当にヒヤヒヤしました。
というのも、空港職員の人に並ぶ列を振り分けられるのですが、私の列の先、その入国審査官が、アメリカ映画に出てくるめっちゃ悪役みたいな顔しているんだもの!(大失礼!!)
私の前にいた男性がその入国審査官と何やらもめている模様…そしてその入国審査官のふんぞり返って椅子に座る姿とか、喋り方がいちいち怖い!
もう悪役一等賞あげちゃう。
そのもめている男性のパートナーと思しき女性も心配そうに待っているのですが。
結局、その悪役一等賞が別の空港職員を呼びつけ(怖い!)、もめる男性をどこぞへ連れて行くように指示(怖いよ!!)、その空港職員に何やら軽口を言い、悪い顔で「HAHAHA」と笑うという。。。(怖すぎる!!!)
いよいよ私の番。
勿論、国に追われるような悪いことはしていませんし、ESTA申請もちゃんとしましたし…ビビる必要など何もないわけですけれども!!
悪役一等賞、超絶ダルそう&やる気ない感じで「NEXT」と私を呼び、どこを見ているかわからん顔をして親指をここに置けだの残りの指を置けだのここを見ろだのと指示をし…なんか質問されたような気もするけどもはや覚えておらず(笑)「行け…!」と、絵にかいたような横柄な態度で入国審査場から放り出されました。
はぁ…メキシコの入国審査官のおじさんの「カンコー?(観光?)」「ヨーコソォ!(ようこそ!)」を恋しく思ったのは言うまでもなく。
ちなみにNちゃんは「親指」を丁寧に教えてくれる優しいおじさんだったそうです。
うらやましい…うぅ…怖かったよ…
さてさて。
これまでは語学が堪能な友人とともにスペイン語圏の旅行だったわけですけれども。
この日からは英語圏で私とNちゃん二人でなんとかしなければならないわけでございますよ。(私、海外旅行6か国目にして初の英語圏)
荷物も無事に受け取っておもてに出た私たち。
インフォメーションのおじさんのところへ行き、たどたどしく、先に予約していた今日泊まるホテルへの行き方を尋ねると、おじさんがホテル間を走っているシャトルバスの会社に連絡をしてくれ「ここで待っているんだよ、青い車がくるからね!」と親切にも外へ出てまるで小さな子ども達に告げるようにバスの来る場所まで教えてくれました。
しばらくするとおじさんが教えてくれたシャトルバスの会社の青いバンがやってきたので、ホテル名を言って乗り込みます。
恰幅の良い女性の方が運転手の青いバンは、どんどん人がいっぱいに。
こっちの人ってなんでこんなに大きいのだろう…
ホテルに到着。
なんとかチェックインを済ませて、翌朝のバスの時間を教えてもらいお部屋へ。
こじんまりとしたホテルでしたが、お部屋はとてもきれいでした。
晩御飯はどうしようかと私たち。
部屋から看板の見えている近所の何やら食事の出来るチェーン店みたいなところに行くことにしまして。
部屋から看板が見えているというのに、なかなか近づかない…
看板のお店はテイクアウト出来るサラダのお店だったようで、《チップ渡せない事件―店員の女の子は優しかった―》などを乗り越えて、急いでホテルの部屋に戻って来ました。

ドレッシングの味が濃い。。。
TVを見ながらサラダを食べて、翌日は朝が早いので早々にお休み。。。
翌朝、TVでは何かどこかの空港で事件があったようなニュースがされていましたが、とりあえずヒューストンではないようなので、私たちはささと準備をしてホテルのロビーにある朝食サービスコーナーで食事を取り、バスを待ちます。
昨日乗ったのと同じ青いバンが来て、乗客をピックアップしながら空港へ向かいます。
空港についた私たち、時間はしっかりあるので広い空港内を見て回ることに。
そうそう、ヒューストンということもあって、宇宙&ロケットモチーフのグッズが多いですね!
で、自分用のお土産に良いかなぁと思ってNASA柄(?)Tシャツを見ていた私。
大きめの子ども用の商品でも私にはちょうどいいぐらいかも(絵も可愛いし)…と思って、そのサイズを見ていると、店員のおばさんに「それは子ども用よ!合わないわよ!」と言われ、思わず「絶対着れるし!!試着したろか!!」と…言うこともなく笑、すごすご退店しました。

リンゴ飴ならぬリンゴチョコ(?)のお店。激・甘そう…。
また、ネイティブアメリカンのアクセサリーや革小物のお店にも魅力的なものがたくさんありましたし、本屋さんもしっかり大きいところがあって、興味深く数多のみせをひやかしました(結局 何も買わなかった…)。

搭乗口近く。日本人の姿もちらほら。
なんやかんやで出発の時刻になり飛行機へ。
飛行機では映画(Nちゃんには『ホビット』3作全部あったので、それを強くお勧めし、私はアニメ『ペンギンズ』の映画を)観たり、のんびりと思い出に耽りつつそのまま眠ったり…と、フライト中の時間を楽しみました。

機内食。。。
そしてそして。
無事に日本に到着!!
成田空港でNちゃんと別れ、私はそのまま新幹線へ乗り一路関西へ。
新幹線から見えたのは…

富士山。
景色が全然違いますね。
みんな違ってみんな良い…というあれです。
違う文化に触れると、日々何気なく過ごしている場所のこととか、自分自身の気付かなかった一面に気付きますね。
今回もカルチャーショックの連続で、本当、面白かった。
幸いにも天気に恵まれて、旅程はスムーズでしたしね!
海外旅行に行くと、住み慣れた普段の家も恋しくなるのですが、短い期間の旅行ではまだまだ知り得ないことがたくさんあるので「またどこか行きたい!」とすぐに思ってしまいます。(そして毎回「せめて英語だけでも、もうちょっと喋れたら…」と思う)
メキシコもコスタリカも機会があるならまた是非とも訪れたいです。
(メキシコは今回ルチャ観戦出来なかったし、コスタリカでは色とりどりの蛙たちの観察をしたいので次こそは!!)
いやはや、こんなに長い長い時間をかけて旅行の覚書を書くことになるとは、当時は思いもせず。
この日記を書き続けた間に起きたことと言えば、私、この3月末で10年超勤めた会社を辞めました。
これぞいち大事…
しかーし!
そんな《いち大事》すらも投げうって(?)書いた旅日記!!
ようやく、ここに完了いたします。
「旅日記楽しみにしているよ〜」と仰って下さる方もいて…本当、長い時間お待たせいたしまして&尻すぼみでごめんなさい。
次回、旅日記をかくことがあったら、もっとまとめてから書きます笑
よ〜し!!!
ようやく通常モードだぜっ!!

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