佐々木健介「バンバン強い選手とやって行きたい、11月2日は勝つイメージしか有りません」
6月にB級プロテストを合格した佐々木健介がコーナー初登場です。念願のプロ・デビュー戦が11月2日(土)に東京・後楽園ホールにて決まり、第519回ダイナミックグローブの第5試合でスーパーフライ級6回戦に登場します。高校3年生時に国体2位となった経歴を持つ佐々木ですがデビュー戦の相手は12戦10勝2KO1敗1分の好レコードを持ちます。「最初に話が来た時に大和トレーナーは少し渋ったと聞きました。やはり12戦とデビュー戦の差は大きい、と。でも自分はそんな驚くことではないでしょう、と思いました。」と胸を張って見せる佐々木ですが、「でも6月のテストで受かってから後楽園ホールで試合を見るようになったり、色々な試合を見るようになって、" 少しナメていたのかもしれない。" と思うようになりました。このプロの世界で10勝を挙げるって凄い事なんだな、と。」
「でもそれでもやっぱりこの相手で良かったと思っています。バンバン強いのとやって行きたいとは前から考えていましたし、格下というか前評判で有利と言われるような試合をやるのはチャンピオンになってからで良いと思っていましたから。そこに行くまではずっと格上との試合で良いと思っています。」と心強い言葉が出ています。
「プロフィールにも有りますが昔からシュガー・レイ・レナードに憧れていたんです、元々ボクシングを始めたきっかけは父親の影響なのですが父親がレナードの大ファンでしたからね。今はただの憧れというよりは目指したいボクサーでも有ります。カウンダー一つとっても芸術的なカウンターを打てるような選手になりたいです。やっぱりプロですからお客さんに湧いてもらいたいし、つまらない試合はしたくありません。」と意気込みも。
そんな佐々木ですが、「今の課題はガードです。」と応えています。「やっぱり僕らの頃はアマチュアはヘッドギアしていましたし、ガードの甘さはプロの世界で致命傷になると大和トレーナーから教わっています。」
『試合まで約3週間です、今日のスパーリングの出来を聞かせて下さい。』
「今日は喜久里さんと2ラウンド、小野さんと2ラウンドの4ラウンドでしたが今日は少なかったですね。6ラウンドも8ラウンドもこれまでにやっていますから。でも喜久里さんと小野さんは同じサウスポーとはいえタイプが全く違うので始めに喜久里さんと2ラウンドやった時は見合う時間が多いと言うか、フェイントを混ぜたり駆け引き的なテクニックの面を勉強しましたが、小野さんはファイターに近いガンガン来るタイプなので変わった時は少し驚きました。まだまだスパーリングも多く入っていますし、練習もきっちり追い込んでいます。負けるイメージは全く持っていませんね、寝る時も勝った場面を想定してから寝るようにしているんです、イメージトレーニングですよ(笑)。」と来るべきデビュー戦へ向けて精進を重ねています。笑ってリングを降りるか、下を向いて降りるかは自分次第です!約3週間、気を緩めず集中力を切らさずに突っ走るのみです!
日時 2013年11月2日 17:45〜 会場 後楽園ホール(東京都) 主催 帝拳プロモーション
1 フライ級 4R 望月 直樹(横浜光) VS. 織田 雄多(角海老宝石)
2 58.0kg契約 4R 萱沼 徹平(帝拳) VS. 杉本 宣哉(本田フィットネス)
3 ライト級 4R 金城 優(横浜光) VS. 櫻井 孝樹(小熊)
4 スーパー・フライ級 4R 松本 達矢(横田スポーツ) VS. 田口 健太(セレス)
5 スーパー・フライ級 6R 佐々木 健介(帝拳) VS. 奥村 健太(本田フィットネス)
6 スーパー・フェザー級 8R 尾川 堅一(帝拳) VS. 三好 祐樹(FUKUOKA)
7 51.8kg契約 8R 濱田 修士(小熊)日本スーパー・フライ級8位
VS. 林 徹磨(セレス)OPBF東洋太平洋フライ級3位日本フライ級1位
8 53.0kg契約 10R 赤穂 亮(横浜光)WBC世界スーパー・フライ級6位
VS. ジェッカー・ブハウェ(フィリピン)フィリピンバンタム級14位

2