2006/4/24  23:07

ニューワルド & Vフォーヴァンデッタ  diary

休日。
映画の日。
映画2本の日。

休みなのに目覚ましをかけて起き、映画に行くために備える。

1本目は「ニューワールド」
まずなにより監督が「シン・レッドライン」の巨匠テレンス・マリック。
この人は映画監督というより哲学者。シンレッドラインは前作から13年も空いて作られたのだけど、その間はヨーロッパの大学で哲学を教えていたのだという。
今回の映画は早い話あのポカホンタスの実写版。
主演の女の子は新人で、外に主演は僕が結構好きなコリン・ファレル、クリスチャン・ベール。
ディズニーのようにメルヘンな感じはもちろんない。だけど「愛」に焦点が当てられていて、ポカホンタスとコリンファレルの恋愛がメインになる。
でも、でも・・・僕はもっと哲学的なものがこの監督だけにあるのだと期待していたけど、うーん、なんか、残らなかったなあ・・。期待してたんだけど。
気になったのは映画のテクとして、ナレーションは出来るだけ入れないほうが小説とちがって映画として映像の機能を果たすんだけど、あったとしても、一人の視点にしておくべきものが、数えると主役3人のナレーションがある。
巨匠でもこれは観客の感情が分散してしまう・・。何故そうしたかはよくわからない・・。残念。

映画館を出て20分後また渋谷の別の映画館へハシゴ。
映画は「Xヴィー・フォー・バンデッタ」。
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これは!よかったぞぉぉぉ
なぜか渋谷でも端っこのほうの映画館で、その他東京でもいい映画館じゃないのが気になるくらいいい映画だった。
脚本をマトリックスのウォッシャウスキー兄弟が担当。監督はマトリックスの助監督、主演ナタリーポートマン。Xを演じる仮面男はマトリックスのエージェントスミスを演じた俳優。しかし彼は一度も仮面を取らない。顔は写らない。
マトリックスはネット時代がくる前、じっっさいには製作は公開の数年前まら始まるからあの映画は先の時代を予見したものすごい映画でもあった。
今回はこれまた今現在ブッシュ政権を揶揄するシリアスな映画(シリアナや華氏911など)が時代の流行でもある中、さらにその先を行っていると僕は読み取った。

ブッシュ政権を揶揄するようでいて、時代はアメリカが崩壊した今から20年後。イギリスが再び世界を掌握し、その掌握している政権の座にいる男の名はサトラーとヒトラーと一文字違い。それと重なるやり口。
さらにこの映画の最大の視点、それがテロリスト側からの視点で描かれているということ。
これはかなり危ない。
間違えるとテロを促進している映画かのように見える。
しかしそれは浅い見方。
このナチス時代とアメリカ傲慢の時代の世界のあり方、アルカイダの世界に及ぼす力のあり方など全てを含んでいる。
一見アメコミ・アクション映画のように見えるけど、なかなか奥深い。
その表現手法自体が真面目な映画より凄くすぐれていると感心した。
マトリックス2・3は好きになれなかったが、この映画は僕の好きな映画のひとつになった。

これ、絶対に見るべしです。



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