2006/9/15  23:59

カポーティ  diary

フィリップ・シーモア・ホフマンがアカデミー主演男優賞を取った映画
「カポーティ」
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映画自体はアカデミー狙いでよくあるタイプの映画というより、ただ作りたい人たちが作りたくて作った映画という感じがした。
中にはこれ見よがしにアカデミー狙いで主演と監督、題材を揃えてくるけど、この映画の監督は僕もよく知らない。主演は人をいっぱい呼べる俳優じゃない。今まで名脇役ではあるけど、主演はない。はず。さらに脇にはアダプテーションなどにも出ていたこれまた名脇役クリス・クーパーのおっちゃん。
題材は死刑囚と妙な女性口調の有名作家の人間関係。暗すぎてアカデミー向きではない。
でも主演男優賞を取った。
フィリップ・シーモアはそれだけの演技を見せる。
冷血殺人犯を小説として描こうとする実は本人が冷血な作家。しかしそれはラストで意外な変化をもたらす。
そこにフィリップ・シーモアの今までに見たことのない演技が披露される!
すごかったよ。

で、ラストに死刑囚の死刑になれるシーンがあるんだけど、そのときあることを思い出した。
LAに留学したとき初めて見た映画が「スピード」。初めて英語だけで見た映画。
そのとき英語だけで物語を追うということのすごさを知った。
英語というか原語ですね。字幕ではなく元の言葉で俳優がしゃべっている言葉でそのままストーリーを読み取り感じる。
これはものすごい入り込む。字幕にどれだけ気を取られているかを知った。

次に見たのがデッドマン・ウォーキング。
これが死刑囚の映画。
この内容の深い重い映画を英語のみで見た。
ドッカンときたなあ。ただでも重い濃い映画なのに英語でストレートに気をそらすことなく入って来た。
もともとの映画の中身と原語のストレートさで映画館が明るくなってもしばらく立ち上がれなかった。
そんな記憶を思い出した。

映画マニアはカポーティ見て下さい。

それとVフォー・ベンデッタがDVD発売されましたね。
これはマトリックス監督兄弟のプロデュース作で、公開はちっちゃかったけど、傑作です。
よくできた映画です。時代を捕らえ、未来を捕らえ、いい脚本で挑戦的。すごいです。見て下さい!



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