2007/7/11  23:41

プレステージ  diary

やっと見にいけた。
   プレステージ。   

ものすごく見に行きたかったのだ。

なにせ監督がクリストファー・ノーラン。
デビューのメメントから大ファンなのだ。
メメントでは驚愕の映画のつくりを披露し、世の中がびっくりし、映画の文法が変わったといっても過言ではない。
時間通りに進むのが当たり前だったものが逆転し、交差し、もうびっくり。

それからなぜが2作目はインソムニア。人が書いた脚本だったので、なんで?と思った。
でもパチーノ主演だから。
普通の作品をしっかりとした描き方で奇抜なものだけが得意な監督じゃないことを証明。

3作目がバットマン・ビギンズ。
これはよかった。
今までのバットマンで1番よかった。今までのは正直好きじゃなかったけど、これは好きになった。

そして今回。
主演はバットマンをやったクリスチャン・ベールにX-MENのウルバリン、来週公開のファウンテンなど今乗りに乗っているヒュー・ジャックマン。ファウンテンなんて本当はブラピがやるはずだった映画だ。

この作品を選ぶことが出来る2人が主演。
脇役に演技のプロフェッサー、マイケル・ケイン。トゥモローワールドにも出てました。
彼の演技の本は日本語にもなってて、ものすごいためになる。
トゥモローワールドの時もそうだったが、ある一瞬にそれまでのシーンがあったからこそそこに凝縮された瞬間を作る。今回もあのシーンでうっすら涙が見えるは天才的。
それが意味すること、だから映画の結末がああいう展開になるということ、そして映画はスクリーンに映されるものであり、目は顔全体を移すショットでも50cm以上になる。
だからこそうっすらでいいのであり、流しては大げさなのだ。
人が本当に感情の琴線に触れたときは押さえ込んでいるもの。でも奥底で溢れるもの。
それをやっちゃうんだよなあ。
感服しました。

演技経験者なので、そういうの凄く見るし、感動する。

さて映画は、内容は言えません。だって監督が冒頭で「この映画の結末を誰にも言わないでください」って直筆で訴えるんだもん。

敢えて言うなら・・・
メメントは記憶にまつわる映画だったが、見ること、見終わったあとには見ている側の記憶がないと完成しない映画であり、記憶を試された映画だった。

今回はマジシャンの話だが、見終わったあとに映画自体のミステリーというか、トリックを観客はああだこうだとあとで話し合うハメになる。
これこそ監督の真髄だと、後で、してやられた!と思った。
映画の構造、ストーリーのトリックを観客が追いかけるのに使用したのがマジシャン、トリックを扱う人ということ。

うまいなあ。






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