橦木倶楽部にまた新しい1ページが加わった。愛知淑徳大学現代社会学部の3年生60名あまりが、橦木倶楽部を訪れ、お屋敷を見学しつつ、私の「名古屋の歴史と文化」という拙い講義を聴いていただいた。私も黒板を使わない、プロジェクターでの講義は初めてであったのでペースがつかめない。用意したレジュメも使わず、ひたすら写真の解説を行った。使用した写真の総枚数180枚であった。途中、人名や用語が飛んでしまい思い出せない場面もたびたび。一応は講義ノートも用意したが、スクリーンを見ながら指示棒で説明するのでノートを見るわけにもいかない。時間も限られており、あたふたと最後のスライドまでたどり着きはしたが、これは失敗の卷でした。まあ、しかし、まとまりはなかったけれど、講義が終わってから、学生たちが地下蔵や二宮金次郎に喚声を上げているのを見て、これはこれで良かったのかなという思いも抱きました。

遅掛けの紫陽花が咲いている。

クチナシの花はもう終わりがけで、実がなっている。甘い匂いはまだ楽しめそうである。

百合かと思ったら、浜木綿だそうだ。もう咲くかな。

講義を始める。

やはり、圧倒的に女子学生が多いかな。

有賀商店の百匁蝋燭を説明する。

講義が終わったら、浜木綿が咲いていた。そういえば今日は夏至だった。
*調べてみたら、これは「インドハマユウ」という種類であることがわかった。

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