2007年10月1日(月)19:54
朝日新聞
奈良県大淀町の病院で昨年8月、分娩(ぶんべん)中に意識不明となり、計19病院に転院の受け入れを断られた末に死亡した妊婦(当時32)の診療情報がインターネット上に流出した問題をめぐり、ネット上で遺族を中傷したとして、奈良県警が横浜市の医師を侮辱容疑で書類送検していたことがわかった。奈良区検が略式起訴し、奈良簡裁は9月21日付で、科料9000円の略式命令を出した。
命令によると、医師は昨年10月、勤務先のパソコンから情報流出が判明した医師専用の掲示板に接続。「妊娠したら健全な児が生まれ、脳出血を生じた母体も助かると思っているこの夫には妻を妊娠させる資格はない」などと、遺族を中傷する書き込みをした。この問題では、遺族が被疑者不詳のまま侮辱容疑で告訴していた。
なんというデリカシーのない意見だ!
全く持って医師の資格があるのか?と疑いたくなるような言い草に、
空いた口が塞がらない!
どんなに腕が良かろうが、どれだけの知識がこの医師にあるのかワシは知らん。
だが、もし99%助からない命であっても、子を授かったコトがある親にはそれを
言ってはイカンだろう・・・。
まして妊娠させる資格がないなどと言い切れるこの医師にこそ、
人間としてのモラルがあるのか問いたい!
人間としての慈しみや思いやりがあってこそ
医師は「先生」と尊敬の念を込めて呼ばれるのではなかろうか?

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