05.10.28に米東部バーモント州のUSA脱退・分離独立大会
前田 進 jcfkp201@ybb.ne.jp
”Jumping From the sorting Ship of Empire: Vermonts Move to Secede From USA”: 「沈み行く帝国の船から飛び移って:バーモントの人々はUSAから分離脱退するため行動」と題するFTW(荒野から)という雑誌の05.10.22の発表によれば、米国バーモント州でUSAから分離・独立して「バーモント第2共和国」を樹立する大会が、米東部時間05.10.28の朝8時から開かれる。作家の太田龍氏が10.29にサイトで紹介した。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/cgi-bin/jiji.cgi
それによれば、キリスト教福音派の原理主義的ネオファシスト独裁樹立を目指すブッシュ政権の目論みを暴露した、”The Long Emergency”(長期に亘る非常事態)の著書で知られたジェームス・ハワード・クンストラー(J.H.Kunstler)氏が、この大会の基調演説を行う。
それは、1777年〜1791年に存在した「ヴァーモント共和国」への新段階での復帰であるとされている。
ブッシュの支持率は38%の最低線まで落ちた。最新の世論調査では、米国の最重要課題としては「貧困の解消」がトップで、黒人の58%、アジア系の40%、白人の36%といずれもトップだ。イラクからの即時撤退によるカトリーナ復興費調達が黒人77%、白人46%で最多である。
米国家財政は破綻してコントロール不能状態に陥ったと、連邦準備制度のグリーンスパン議長が最近辞任表明したちょっと前に指摘した。まさに沈み行く米国版タイタニック号だ。
バーモント州のUSAからの分離・独立に続いて立ち上がる州がいずれ現れるだろう。
小泉は日本長期信用銀行(現新生銀行)のように、345兆円の郵貯・簡保の資金を米金融資本に乗っ取らせる売国的な郵政改悪を国会で強行採択した。また横須賀を原子力空母の基地にし、沖縄の自然を破壊して基地を拡大する売国を推進している。その小泉が、米帝国沈没で狼狽する映像が目前に見えるような感じだ。日本の買弁的マスコミも沈黙しているからなおさら、注目すべきことである。

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