梶川尾根登り〜丸森尾根下りの日帰り、ライト&ファスト山行。トレランスタイルで防風ソフトシェルしか持たず、天気予報も下り坂につき、まともな雨天になれば撤退を良しとするつもりで行く。(しかも腰痛がなかなか改善せず)
6:50 梶川尾根登山口発。
すぐにパラパラと雨音。しばらくはそのまま行くが、濡れ始めたのでシェルを羽織る。と、雨はあがる。途中スズメバチの偵察を受けるが、順調に湯沢峰を通過。7:47
湯沢峰を過ぎた鞍部から梶川峰を見上げる。空はどんより。
クサイグラ尾根と梅花皮大滝、ダイグラ尾根は宝珠山以上は雲の中。下山者2名とスライド、稜線はガスと強風との事。
こんな石コロビ沢は登りたくない。
8:33 五郎清水通過。三本カンバの辺りから風が冷たくなり、防風ベストを羽織る。梶川峰着 9:08、風が強くなりシェルを着る。
この登山道脇のえぐれも、いずれ上から崩れそう。
昨年、保全作業で処置された箇所。土砂の流出や浸食が抑えられている様です。今年もちょっとした手伝いが出来ればと。。。(予定のつもり)
チングルマの紅葉はまだまだ。
9:40 扇ノ地紙を通過。ガスガスで何も見えず。
さて、稜線をちと走ってみるか、と進む。風が強く、耳が冷たくなってきたのでフードを被る。途中3人パーティーとソロ1名のパスにて歩きが入る。丁度、中間部にある池。20年は前から毎年通っているのに、なぜか気づいたのがここ3〜4年程前。
9:58 地神山通過。風はさらに強くなり、走っていると突然の突風によろけそうになる。ここは春はハクサンイチゲ、夏はタカネマツムシソウとハクサンフウロが綺麗なお花畑だ。
地神北峰の分岐を下り、風下に入った所でシェルを脱ぐ。この丸森尾根上部のお花畑は大好きな場所の一つだ。でもチングルマの紅葉待ち。
下り始めると。ガスが晴れる。。。春のここから眺める景色も好きだ。穏やかな文覚沢上部の雪渓は滑りたくなる。
防風ベストも脱ぎ、下りにかかる。気温が上がって汗が流れるが、荷が軽いとやはり楽だ。文覚沢の大滝を望む。登り下りのパーティ各3組程スライド。
夫婦清水で真水を3口程給水。下部の岩尾根300mの下りも、干される様な陽射しが無くクリア。
12:05 丸森尾根登山口着。
無難に完了。

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